雑感(6月10日)
最近の米国金融当局者の発言などでドル買いトレンドが鮮明。ドル円は、107円台突入。
為替介入まで言及したことが、米国の金融政策の行き詰まりを垣間見ることが出来る。
ECBの金利引き上げ観測が強まっており、各国は自国のインフレ懸念から自国通貨高を
通じてインフレ抑制へ走っている。どこまで続くか見極める時と考えています。
協調介入の動きになれば効果はあるが、現状では難しい。
原油高を抑えることは難しくなり、市場がすべてという市場絶対主義が批判のターゲットに
なっていますが、何を今更の感が強い。
日本発で相場が急変することはないと思いますが、米国発で大きな変動が十分にあると
考えて、日々の相場に臨む必要があると思います。
マイルドなインフレに誘導できるかどうか懐疑的です。日本は、円安は容認というか
異論はないと思います。
消費に関しては、財布のひもは固くなり、ガソリン価格・食品価格の高騰が徐々に
生活を逼迫し消費行動が保守的になり、各国とも消費によるGDPの押し上げは難しく
なるものと考えておくべきです。
今週はSQ。13日の金曜日。G8は週末。偶然かどうか。。。。
ブラックマンデーはないと思いますが、楽観は禁物です。
日々の相場変動に一喜一憂することなく と云いたい処ですが、
人間ですから難しいことです。ただ、本質を見失わないことが大切でしょう。
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