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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

今週の展望(1月3日)

今週の展望(1月3日)

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今週の主要な経済指標等
4日(月)
東証大発会
東証新売買システム「アローヘッド」が稼働
12月米ISM製造業景況指数

5日(火)
12月ユーロ圏インフレ率
12月米新車販売台数
11月米中古住宅販売成約指数

6日(水)
藤井財務相 会見
12月米ADP雇用統計
12月米ISM非製造業景況指数
FOMC議事録(12月15-16日分)

7日(木)
11月ユーロ圏小売売上高

8日(金)
12月米雇用統計
11月ユーロ圏失業率

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昨年末は、、、、、、。
日経平均は年初来高値更新を期待する動きであったが、終値ベースでは更新できず。
大納会の大引けにかけて、手仕舞い売りが優勢となり10500円台で取引終了。
ドル円が92円台での推移し株式相場は好感していたが、JAL問題が銀行株に波及し
市場心理を冷やし、TOPIXの冴えない動きが相場の重しとなった。

NY株式市場は、年末を控えて利益確定売りが優勢の展開。強い経済指標が低金利解除を
早めるのではないかという思惑も働いたようだ。
流動性相場から業績相場への移行には時期尚早だと思いますが、、、、。

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さてさて、、、、、、今週は、、、、、、、。

米国では重要な経済指標が相次ぐ、、、。
これは、新春だけでなく今年一年を占うことになるか。


12月米ISM製造業景況指数、米国雇用統計は非常に重要な指標になるでしょう。
海外株式市場はリーマンショック以前の株価に回復、、、。これに対し、日本株式市場の
出遅れがどうしても意識される。
この意味において、需給的には外国人投資家の動向が注目される。
更にドル高・円安が好感されれば、輸出企業を中心に日経平均は強含みの展開となる、、。


しかしながら、日本にはデフレという固有の問題を抱かえていることに加え、民主党の
政策が日本企業にとっては厳しいものであること等から、相場全体の膠着感を強めて
いる感もある。今後もこの二点には注目しなければならないでしょう。


JAL問題と増資懸念に揺れている銀行株の動向からも目が離せない。特に、前者は銀行
業界だけの判断で終結する問題ではないので、株式相場も「織り込み済み」という展開
にはなり難いことに投資家は二の足を踏む状態かな、、、、。
ドル円が相場の中心材料であると考えておくことがセオリーでしょうが、、、、、、、。
ドル安が好感されていた米国株式市場が最近のドル高を許容できるかどうか、、、。
それによっては米国株式市場に波乱が起こる可能性も十分にある。
米国株式市場が流動性相場と業績相場のどちらを選択するのか、、、、、。この綱引きが
相場全体を膠着させる可能性もある。
リスクマネーがスムーズに移行できるかどうか注目されますね。


今年は日米ともに選挙の年である、、、、。政治・政策が主役になる局面が増えるかな!?

留意すべきは下記の点です。
・「ドル・米国金利・円の動向には注視すべきでしょう」
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。

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現物市場において(30日現在)、
5MA(10570.07円)、25MA(10032.04円)、75MA(10031.21円)、200MA(9650.99円)。
基準線(9891.96円)、転換線(10367.68円)。
ボリンジャー・+2σ(10875.43円)。
ボリンジャー・+1σ(10453.74円)。
ボリンジャー・-1σ(9610.35円)。
ボリンジャー・-2σ(9188.66円)。

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【上値について】
10850円、11000円。
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【下値について】
10400円、10250円。
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【相場予想レンジ】
10400円から11000円(先物)、あるいは10250円から10800円。
為替動向に左右される展開であることに変わりはない。
想定以上の値幅が示現される可能性が高いことも頭の片隅に!
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善の尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
今年は、日米ともに「 選挙 」の年であるということ!

米国出口戦略が明確になれば、市場(株式、債券、為替、商品)に大きな影響を
与えるでしょう。ドルキャリー取引の巻き戻しが起こり、資金の流れに変化が
起こるでしょう。
一時的にせよ、現状の市場に撹乱要因になることには注意しておいた方がBETTER。
世界経済全体にとって米国経済の回復が顕著になることは歓迎されるべきことであり、
本来の株式投資に回帰する局面を迎えることになります。

米国経済にとって比重の大きい重要なセクターである労働市場と消費という問題は
残したまま。今週の米国雇用統計で大きな転換点を迎えるか注目です。


欧州各国の財政事情に対する懸念は依然として燻っている。ラトビア問題も含めて、、。
リスクマネーに変化が起きる可能性もあるため、頭の片隅に置いておくべきでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も頑張りましょう!
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