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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

今週の展望(1月17日)

今週の展望(1月17日)

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【今週の主要な経済指標等】
18日(月)
米国は祝日(キング牧師誕生日)

19日(火)
1月独ZEW景況感指数
米国企業決算:IBM、シティグループ

20日(水)
12月米住宅着工件数
12月米住宅建設許可
米国企業決算:BOA、ウェルズ・ファーゴ、モルガン・スタンレー、イーベイ、
コーチ、スターバックス

21日(木)
12月中国小売売上高
12月中国・鉱工業生産
12月中国・消費者物価指数
12月中国・生産者物価指数
米新規失業保険申請件数
1月米フィラデルフィア連銀景況指数
米国企業決算:GS、グーグル、AMD、アメックス

22日(金)
1月独製造業PMI・速報値
1月ユーロ圏製造業PMI・速報値
米国企業決算:GE、マクドナルド

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先週は、、、、、、。
旺盛な買い需要から株式市場は高値更新の展開。
銀行株を中心にTOPIXの上値追いの動きが相場を底堅くした。テクニカル的な過熱感を
意識しながらも、相場基調が強いため下落場面では押し目買いを誘った。

3メガバンク、トヨタ、ソニーなどコア30大型株への買い需要が際立った一週間。
一方で、中国の預金準備率引き上げなどの懸念材料が嫌気される局面はあったが、
米国株式市場の堅調さと外国人の日本株買いに支えられ、日本株式市場は高値圏で
取引終了。日経平均は11000円目前。
米国企業の決算、、、、注目のインテルの決算は予想を上回る好決算。米国経済指標も
概ね予想の範囲内ではあったが、ただ、米国消費の弱さと銀行の引当金が依然として
高水準であることへの懸念は払拭されず、週末の米国株式相場は下落に転じた。

ドル円は90円台後半で取引終了。
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さてさて、、、、、、今週は、、、、、、、。

先週末の米国株式市場の調整の影響を受ける展開でのスタートでしょう。
引き続き、ドル円相場が株式相場の中心材料でしょうが、一方で外国人による日本株
買いが継続するか注目される。押し目を形成しながらの
米国株式市場は、企業決算が本格化するため、決算内容に一喜一憂かな。
更に中国の経済指標も注目される。

ドル円については、特に円が買われる・売られる理由もない。米国企業の決算内容が
前向きに評価されれば、ドル買いムードかな。
今週からの通常国会、、、現職国会議員の逮捕も含めて献金問題の影響は限定的だと
思いますが、長期化・泥沼化すると予算審議の問題がボディブローのように効く。
国会は冒頭から波乱は必至。注意を払っておくべきでしょう


日本株式市場は先週末の米国株価下落を受けて軟調なスタートが予想される。
更に、テクニカル面での過熱感もあり「売り先行」の展開はやむを得ないところか。
一方で、日本企業の業績回復と株式市場の出遅れ修正を背景に、外国人の日本株買いは
継続する可能性もあるため下値は限定的。米国企業の決算や海外の経済指標に大きな
波乱がなければ、為替を睨みながらの押し目形成の展開となるか。

そして、再度、上値トライのチャンスを窺う展開にまでなるかどうか。
TOPIXについては、先週の「今週の展望」で書いたとおり。先週の相場において、
昨年9月24日の940ポイントから950ポイントを奪回し、先週末のTOPIX終値は
966.40ポイント。昨年8月31日の960ポイントから987ポイントの完全奪回目前。
今週はこの価格帯を回復するかどうか。あるいは、その足固めの展開になるかどうか。


日本株式相場が中期的・長期的な回復基調を遂げられるかどうかの試金石になるのでは
ないかと考えています。


留意すべきは下記の点です。
・「ドル・米国金利・円の動向には注視すべきでしょう」
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(15日現在)、
5MA(10860.45円)、25MA(10450.09円)、75MA(10082.99円)、200MA(9796.97円)。
基準線(10408.16円)、転換線(10795.12円)。
ボリンジャー・+2σ(11099.72円)。
ボリンジャー・+1σ(10774.90円)。
ボリンジャー・-1σ(10125.27円)。
ボリンジャー・-2σ(9800.45円)。

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【上値について】
11000円、11200円。
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【下値について】
10800円、10750円、上昇中の25MA。
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【相場予想レンジ】
10750円から11200円(先物)、あるいは10650円から11000円。
為替動向に左右される展開であることに変わりはない。
政局が相場の材料になる局面だけは避けて欲しいのだが、、、。

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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善の尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
今年は、日米ともに「 選挙 」の年であるということ!

米国出口戦略が明確になれば、市場(株式、債券、為替、商品)に大きな影響を
与えるでしょう。ドルキャリー取引の巻き戻しが起こり、資金の流れに変化が
起こるでしょう。
一時的にせよ、現状の市場に撹乱要因になることには注意しておいた方がBETTER。
世界経済全体にとって米国経済の回復が顕著になることは歓迎されるべきことであり、
本来の株式投資に回帰する局面を迎えることになります。

米国経済にとって比重の大きい重要なセクターである労働市場と消費という問題は
残したまま。今週の米国雇用統計で大きな転換点を迎えるか注目です。

欧州各国の財政事情に対する懸念は依然として燻っている。ラトビア問題も含めて、、。
リスクマネーに変化が起きる可能性もあるため、頭の片隅に置いておくべきでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も頑張りましょう!
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今後ともよろしくお願い申し上げます。

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