
今週の展望(2月28日)
多くの方にメルマガ購読の継続手続きや新規手続きを賜り、誠に有難うございます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■
【今週の主要な経済指標等】
1日(月)
豪経常収支(第4四半期)
2月中国製造業購買担当者景気指数
2月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数改定値
1月ユーロ圏失業率
1月米PCEコアデフレータ
1月米個人所得・消費支出
2月米ISM製造業景況指数
1月米建設支出
2日(火)
1月完全失業率・有効求人倍率
豪中銀理事会
2月ユーロ圏消費者物価指数・速報
1月ユーロ圏生産者物価指数
ガイトナー米財務長官、議会証言
3日(水)
1月ユーロ圏小売売上高
2月米ADP雇用統計
2月米ISM非製造業景況指数
ベージュブック(米地区連銀経済報告)
4日(木)
法人企業統計(2009年10-12月期)
ユーロ圏GDP改定値(第4四半期)
BOE政策金利
ECB理事会
トリシェECB総裁 記者会見
米新規失業保険申請件数
1月米製造業新規受注
1月米中古住宅販売成約指数
5日(金)
1月独製造業受注
2月米雇用統計
中国全国人民代表大会(全人代)開幕
メルケル独首相とパパンドレウ・ギリシャ首相が会談(ベルリン)
■■■■■■■■■■■■
先週は、、、、、、。
週初めは、旧正月明けの中国市場が落ちつた動きであったことから、相場全体には
安心感が漂ったが、相場全体の地合いは好転せず。
米国経済指標では消費者信頼感指数などが予想を下回り、株式市場は軟調な展開へ。
更に、円高圧力とトヨタ問題から売り優勢の中、手控えムードとなった。
現物・先物ともに出来高減少し狭いレンジでの動き、、、。
ギリシャ懸念も燻り続け投資家心理は様子見姿勢が鮮明となった。
ドル円は88円台、ユーロ円は119円台へ。
週末・月末ということもあり、ポジション調整の動きに終始した展開となった。
■■■■■■■■■■■■
さてさて、、、、、、今週は、、、、、、、。
重要な経済指標が目白押し、、、、。
米国ではISM製造業景況指数、個人消費支出、ISM非製造業景況指数、雇用統計。
中国では2月中国製造業購買担当者景気指数、中国全国人民代表大会(全人代)開幕。
ユーロ圏では1月ユーロ圏失業率、2月ユーロ圏消費者物価指数、ECB理事会。
月初めなので当然と云えば当然ですが、ギリシャ問題を抱かえているだけに非常に
神経質にならざるを得ない。更に米国経済については住宅・雇用・消費には依然として
脆弱さが残っている状況だけに、市場参加者の関心が高いと考えられる。
市場は確認しながらの展開だと考え現状のもみ合いが続くと考えておきます。予想に
大きく反する内容ならば、値幅調整もあるでしょうが、上にも下にもトレンドが出難い
狭いレンジでの相場展開が長期化する可能性もあるのではないかと考えています。
つまり、新たな下方トレンドが始まるのではなく、狭いレンジ相場の長期化。
何故ならば、現状では企業業績の回復が確認されつつあるため、日経平均1万円割れは
「買いたい」投資家も多く、相場が大きく崩れるとも思えない。
しかしながら、下ブレが絶好の押し目になるのか、新たな下方トレンドの始まりなのか、、、
その判断は非常に難しいでしょう。強弱対立する相場展開でしょう。
更に、円高懸念あるいは進行が続く展開になれば、上値は重いと考えておく以外にない
でしょう。
テクニカ面では25日のメルマガ「後場終了」でも書きましたが、75MAが重し、、、。
ここを短期的な抵抗ラインと考えておきます。この水準を明確に抜けないと相場好転の
兆しは見えない。更に、現物市場の出来高が回復してくることも非常に重要でしょう。
週末には5MAと25MAはゴールデン・クロスとなりましたが、25MAは下降トレンド
状態のため力強さはない。
また、国内企業の決算対策として株式売却、あるいは持ち合い解消の動きが活発化して
くる可能性も高い。
トヨタ問題、、、新たな隠蔽疑惑、、、どうなるのか。
何度も書きますが、ギリシャなどの財政問題に即効薬はなく構造的な問題であり、
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
留意すべきは下記の点です。
・「ユーロ、ドル、原油価格には注視すべきでしょう」
「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
■■■■■■■■■■■■
現物市場において(26日現在)、
5MA(10235.88円)、25MA(10224.82円)、75MA(10176.82円)、
200MA(10031.72円)。
基準線(10377.01円)、転換線(10234.59円)。
ボリンジャー・+2σ(10588.07円)。
ボリンジャー・+1σ(10406.44円)。
ボリンジャー・-1σ(10043.19円)。
ボリンジャー・-2σ(9861.57円)。
■■■■■■■■■■■■
【上値について】
10200円、10400円。
■■■■■■■■■■■■
【下値について】
10000円、9900円。
下値は円高と海外株式市場の動向に影響を受ける可能性が高い。
■■■■■■■■■■■■
【相場予想レンジ】
10000円から10300円(先物)、あるいは9900円から10250円。
海外株式市場(米国に限らず)、為替動向に左右される展開であることに変わりはない。
■■■■■■■■■■■■
【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善の尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
先週も書きましたが、ユーロ市場に対する感応度が高いため、夕場の動きが活発化して
いる状況が続いています。これが収束に向かうかどうか。
■■■■■■■■■■■■
【投資を行う際のポイント】
今年は日米ともに「 選挙 」の年であるということ!つまり、「政治」が大きな鍵を
握っているということですね。
欧州各国の財政事情は一朝一夕で解決するものではい。「織り込み済み」になっても、
明確な改善傾向が示されるまでは時間がかかることは間違いない。
米国出口戦略が明確になれば、市場(株式、債券、為替、商品)に大きな影響を
与えるでしょう。ドルキャリー取引の巻き戻しが起こり、資金の流れに変化が
起こるでしょう。
一時的にせよ、現状の市場に撹乱要因になることには注意しておいた方がBETTER。
世界経済全体にとって米国経済の回復が顕著になることは歓迎されるべきことであり、
本来の株式投資に回帰する局面を迎えることになります。
米国経済にとって比重の大きい重要なセクターである労働市場と消費という問題は
残したまま。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
■■■■■■■■■
今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
■■■■■■■■■
それでは、今週も頑張りましょう!
■■■■■■■■■■■■
ランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります。
たくさんの方にクリックをして頂き恐縮です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 日経225先物
FC2 Blog Ranking
多くの方にメルマガ購読の継続手続きや新規手続きを賜り、誠に有難うございます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■
【今週の主要な経済指標等】
1日(月)
豪経常収支(第4四半期)
2月中国製造業購買担当者景気指数
2月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数改定値
1月ユーロ圏失業率
1月米PCEコアデフレータ
1月米個人所得・消費支出
2月米ISM製造業景況指数
1月米建設支出
2日(火)
1月完全失業率・有効求人倍率
豪中銀理事会
2月ユーロ圏消費者物価指数・速報
1月ユーロ圏生産者物価指数
ガイトナー米財務長官、議会証言
3日(水)
1月ユーロ圏小売売上高
2月米ADP雇用統計
2月米ISM非製造業景況指数
ベージュブック(米地区連銀経済報告)
4日(木)
法人企業統計(2009年10-12月期)
ユーロ圏GDP改定値(第4四半期)
BOE政策金利
ECB理事会
トリシェECB総裁 記者会見
米新規失業保険申請件数
1月米製造業新規受注
1月米中古住宅販売成約指数
5日(金)
1月独製造業受注
2月米雇用統計
中国全国人民代表大会(全人代)開幕
メルケル独首相とパパンドレウ・ギリシャ首相が会談(ベルリン)
■■■■■■■■■■■■
先週は、、、、、、。
週初めは、旧正月明けの中国市場が落ちつた動きであったことから、相場全体には
安心感が漂ったが、相場全体の地合いは好転せず。
米国経済指標では消費者信頼感指数などが予想を下回り、株式市場は軟調な展開へ。
更に、円高圧力とトヨタ問題から売り優勢の中、手控えムードとなった。
現物・先物ともに出来高減少し狭いレンジでの動き、、、。
ギリシャ懸念も燻り続け投資家心理は様子見姿勢が鮮明となった。
ドル円は88円台、ユーロ円は119円台へ。
週末・月末ということもあり、ポジション調整の動きに終始した展開となった。
■■■■■■■■■■■■
さてさて、、、、、、今週は、、、、、、、。
重要な経済指標が目白押し、、、、。
米国ではISM製造業景況指数、個人消費支出、ISM非製造業景況指数、雇用統計。
中国では2月中国製造業購買担当者景気指数、中国全国人民代表大会(全人代)開幕。
ユーロ圏では1月ユーロ圏失業率、2月ユーロ圏消費者物価指数、ECB理事会。
月初めなので当然と云えば当然ですが、ギリシャ問題を抱かえているだけに非常に
神経質にならざるを得ない。更に米国経済については住宅・雇用・消費には依然として
脆弱さが残っている状況だけに、市場参加者の関心が高いと考えられる。
市場は確認しながらの展開だと考え現状のもみ合いが続くと考えておきます。予想に
大きく反する内容ならば、値幅調整もあるでしょうが、上にも下にもトレンドが出難い
狭いレンジでの相場展開が長期化する可能性もあるのではないかと考えています。
つまり、新たな下方トレンドが始まるのではなく、狭いレンジ相場の長期化。
何故ならば、現状では企業業績の回復が確認されつつあるため、日経平均1万円割れは
「買いたい」投資家も多く、相場が大きく崩れるとも思えない。
しかしながら、下ブレが絶好の押し目になるのか、新たな下方トレンドの始まりなのか、、、
その判断は非常に難しいでしょう。強弱対立する相場展開でしょう。
更に、円高懸念あるいは進行が続く展開になれば、上値は重いと考えておく以外にない
でしょう。
テクニカ面では25日のメルマガ「後場終了」でも書きましたが、75MAが重し、、、。
ここを短期的な抵抗ラインと考えておきます。この水準を明確に抜けないと相場好転の
兆しは見えない。更に、現物市場の出来高が回復してくることも非常に重要でしょう。
週末には5MAと25MAはゴールデン・クロスとなりましたが、25MAは下降トレンド
状態のため力強さはない。
また、国内企業の決算対策として株式売却、あるいは持ち合い解消の動きが活発化して
くる可能性も高い。
トヨタ問題、、、新たな隠蔽疑惑、、、どうなるのか。
何度も書きますが、ギリシャなどの財政問題に即効薬はなく構造的な問題であり、
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
留意すべきは下記の点です。
・「ユーロ、ドル、原油価格には注視すべきでしょう」
「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
■■■■■■■■■■■■
現物市場において(26日現在)、
5MA(10235.88円)、25MA(10224.82円)、75MA(10176.82円)、
200MA(10031.72円)。
基準線(10377.01円)、転換線(10234.59円)。
ボリンジャー・+2σ(10588.07円)。
ボリンジャー・+1σ(10406.44円)。
ボリンジャー・-1σ(10043.19円)。
ボリンジャー・-2σ(9861.57円)。
■■■■■■■■■■■■
【上値について】
10200円、10400円。
■■■■■■■■■■■■
【下値について】
10000円、9900円。
下値は円高と海外株式市場の動向に影響を受ける可能性が高い。
■■■■■■■■■■■■
【相場予想レンジ】
10000円から10300円(先物)、あるいは9900円から10250円。
海外株式市場(米国に限らず)、為替動向に左右される展開であることに変わりはない。
■■■■■■■■■■■■
【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善の尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
先週も書きましたが、ユーロ市場に対する感応度が高いため、夕場の動きが活発化して
いる状況が続いています。これが収束に向かうかどうか。
■■■■■■■■■■■■
【投資を行う際のポイント】
今年は日米ともに「 選挙 」の年であるということ!つまり、「政治」が大きな鍵を
握っているということですね。
欧州各国の財政事情は一朝一夕で解決するものではい。「織り込み済み」になっても、
明確な改善傾向が示されるまでは時間がかかることは間違いない。
米国出口戦略が明確になれば、市場(株式、債券、為替、商品)に大きな影響を
与えるでしょう。ドルキャリー取引の巻き戻しが起こり、資金の流れに変化が
起こるでしょう。
一時的にせよ、現状の市場に撹乱要因になることには注意しておいた方がBETTER。
世界経済全体にとって米国経済の回復が顕著になることは歓迎されるべきことであり、
本来の株式投資に回帰する局面を迎えることになります。
米国経済にとって比重の大きい重要なセクターである労働市場と消費という問題は
残したまま。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
■■■■■■■■■
今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
■■■■■■■■■
それでは、今週も頑張りましょう!
■■■■■■■■■■■■
ランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります。
たくさんの方にクリックをして頂き恐縮です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。



スポンサーサイト

