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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

今週の展望(8月14日)

今週の展望(8月14日)

不測の事故が起こる可能性があることをご理解頂きますよう、お願い申し上げます。
『投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、自己責任の
原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。』


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【今週の主要な経済指標等】
15日(月)
国内総生産(GDP)・速報(第2四半期)
8月米NY連銀製造業景気指数

16日(火)
英小売物価指数・消費者物価指数(7月)
ユーロ圏GDP速報値(第2四半期)
7月米住宅着工・建設許可件数(7月)
7月米鉱工業生産・設備稼働率(7月)

17日(水)
7月英失業率
7月ユーロ圏消費者物価指数
7月米生産者物価指数

18日(木)
7月米消費者物価指数
8月米フィラデルフィア連銀景況指数
7月米景気先行指数
7月米中古住宅販売件数

19日(金)
7月カナダ消費者物価指数

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今週は、、、、、、。

為替相場の動向が注目点となるかな、、、更に米国の経済指標、、、。
国内は本格的にお盆の時期、、、、ドル円は76円台半ば、、、史上最高値76.25円がどうして
も意識される、、、介入警戒感はあるもの、米国景気動向は下方トレンドでゼロ金利政策は
維持、追加緩和の可能性も否定されていない。米国事情を考えると円高圧力は強いと考え
ておいた方がBETTERでしょう。介入効果は否定しないが、、、、、、。

米国経済指標が相次いで発表されるため株式市場の乱高下は当面続くでしょう。
欧州ではソブリンリスク、、、、フランス国債格下げ懸念、、、欧州銀行株が不安定な動きと
なっていることから為替・株式相場は疑心暗鬼の状況が続くと考えておきたい。
フランス、イタリア、スペイン、ベルギーの4カ国は、金融株の空売り一時禁止を打ち
出しているが、根本的な解決には時間を要するため、その効果が薄くなると抑制された
相場が一気に「売り」に向かい加速する恐れがあるため要注意。


日経平均株価は9000円前後のもみ合いでしょう。
直近の株価急落で東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は66.84%と、昨年11月以来の
70%割れとなった。そのため値頃感は否定できない。更に25MA(9736.26円、12日時点)
から考えても下方乖離率7.9%となり売られ過ぎ。為替動向など外部環境が落ち着くどうか
が大きなポイントとなるでしょう。
中長期的な上昇トレンドに回帰するには時間を要すると考えています。先々週までの
大きな支持ラインであった6月17日安値(9318.62円)を下回ったことで、ここが逆に
大きな抵抗ラインとなった可能性が高い。


上値については、、、、9150円、9250円。
10日高値(9144.33円)がまずは意識される価格かな、、、5日と8日に空けたマド上限
値(9264.09円)がメドになる。
下値については、、、、8750円、8500円。
9日につけた直近安値(8656.79円)を割り込むと、8500円程度まで調整する可能性は
否定できない。


留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。

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現物市場において(12日現在)
5MA(9005円)、25MA(9736円)、75MA(9672円)、200MA(9914円)。
基準線(9432円)、転換線(9265円)。
ボリンジャー・+2σ(10563円)。
ボリンジャー・+1σ(10149円)。
ボリンジャー・-1σ(9322円)。
ボリンジャー・-2σ(8909円)。


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【上値について】
9150円、9250円。
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【下値について】
8750円、8500円。
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【相場予想レンジ】
8600円から9100円(先物)、あるいは8750円から9250円(先物)。
海外株式市場(米国に限らず)、原油価格、為替動向に左右される展開であることに
変わりはない。

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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。

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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
円安にトレンド転換するには米国経済の浮揚が大きな鍵を握っている。現状の米国経済
から考えれば、米国は「ドル安」を見て見ぬフリなのでは?????

中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。

米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場に改善傾向の
兆しとその持続性が問われる。

「金利」は経済の体温であることを改めて実感させられる。「利上げ」が出来るという
オプションを持てる国と持てない国、、、ここが、今後の投資ポイントになるでしょう。

ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。

大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。

日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も頑張りましょう!
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今後ともよろしくお願い申し上げます。

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