
今週の展望(11月6日)
不測の事故が起こる可能性があることをご理解頂きますよう、お願い申し上げます。
『投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、自己責任の
原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。』
■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■
【今週の主要な経済指標等】
6日(日)
米国は冬時間に移行
7日(月)
9月景気動向指数
9月ユーロ圏小売売上高
ユーロ圏財務相会合
ローゼングレン・ボストン連銀総裁、講演
国内企業決算:住生活グループ、スズキ、住友不動産、森永乳業
8日(火)
EU財務相会合
国内企業決算:トヨタ自動車、オリンパス、シチズン、セイコー、清水建設、
三菱マテリアル
9日(水)
9月国際収支
10月景気ウォッチャー調査
10月中国消費者物価、生産者物価、小売売上高、鉱工業生産
9月米卸売在庫
ファンロンパイEU大統領、講演
バーナンキFRB議長、講演
国内企業決算:電通、ヤマダ電機、楽天
10日(木)
9月機械受注
10月消費動向調査
10月中国貿易収支
BOE政策金利発表
米新規失業保険申請件数(10月4日までの週)
9月米貿易収支
10月米財政収支
エバンス・シカゴ連銀総裁、講演
バーナンキFRB議長、講演
国内企業決算:大成建設、鹿島、日揮、新生銀行、アイフル、アコム
11日(金)
オプションSQ
11月米ミシガン大学消費者信頼感・速報値
ファンロンパイEU大統領、講演
イエレンFRB副議長、講演
国内企業決算:ヤクルト本社、マツモトキヨシ、三越伊勢丹、丸井、りそな
■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■
今週は、、、、、、。
欧州市場の動向睨みの神経質な展開、、、週末はオプションSQ、、、。
ユーロ圏財務相会合などで欧州金融安定基金(EFSF)の拡大に向けた具体策を示す
必要がある。既に市場はギリシャだけでなくイタリアに懸念を持っている。米国経済
指標も先週ほど注目されるものはなく、市場は要人発言に一喜一憂するでしょう。
その対象が欧州財政や経済に対するもの、、、、これが最大の材料でしょう。
国内企業の決算発表もピークを超えた模様だが、下方修正が目立つ、、、。悪材料織り込み
済みという展開にはならず、株価の大幅下落に繋がっている。
これは、タイ洪水問題や円高に対する懸念や欧州不安が世界経済の不透明感を増している
ことなどが主因となっている。更には、事業のそのもの将来性が大きく減退しているため
日本企業、もっと云えば、日本経済の地盤沈下という事態を招く可能性あるということか?
今週もトヨタの決算発表がある、、、、個人的には厳しい内容だと思うのですが、、、、。
また、国内政治も混迷の兆しが見え始めている。復興対策に関しては、紆余曲折はあって
も目指す処は一致しているわけだから、心配することもない。
ところが、TPP問題、消費税引き上げ問題は政局になる可能性は否定できない。現時点で
は、株価に大きな影響を与えるとはないでしょうが、中期的には注意が必要。
国内経済指標では、10月景気ウォッチャー調査、9月機械受注に注目しています。特に、前者には、、。
米国では追加緩和への期待感が高まるかどうか、、、。中国では金融引き締め政策から微調整
ながら緩和政策に転換しつつある背景から上海総合指数は上昇基調になっていますが、
10月消費者物価指数がどのような結果となるか、、、。
日経平均株価の4日終値は5MA(8863.24円、4日時点)を下回り、5MAは下降トレンド。
5MAと25MA(8734.00円、4日時点)はG.C.継続中ですが、75MA(8980.03円、4日
時点)には頭を抑えられた格好。
チャート上は天井サインを示している状況ではあるが、下値の底堅さも、、、、。いずれに
しても、市場エネルギーがないことが相場の方向性の無さに繋がっているような、、、。
やはり、出来高・売買代金の増加が最大のポイントでしょう。
上値については、、、、8800円、8900円。
下値については、、、、8500円、8300円、8250円。
下値については引き続き25MAが基本的なサポートラインでしょう。
為替動向・欧州市場の動向が注目されることに変化はない。
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
■■■■■■■■■■■■
現物市場において(4日現在)
5MA(8863円)、25MA(8734円)、75MA(8980円)、200MA(9866円)。
基準線(8747円)、転換線(8896円)。
■■■■■■■■■■■■
【上値について】
8800円、8900円。
■■■■■■■■■■■■
【下値について】
8500円、8300円、8250円。
■■■■■■■■■■■■
【相場予想レンジ】
8500円から8900円(先物)、あるいは8400円から8800円(先物)。
海外株式市場(米国に限らず)、原油価格、為替動向に左右される展開であることに
変わりはない。
■■■■■■■■■■■■
【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
■■■■■■■■■■■■
【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
円安にトレンド転換するには米国経済の浮揚が大きな鍵を握っている。現状の米国経済
から考えれば、米国は「ドル安」を見て見ぬフリなのでは?????
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場に改善傾向の
兆しとその持続性が問われる。
「金利」は経済の体温であることを改めて実感させられる。「利上げ」が出来るという
オプションを持てる国と持てない国、、、ここが、今後の投資ポイントになるでしょう。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
■■■■■■■■■
今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
■■■■■■■■■
それでは、今週も頑張りましょう!
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不測の事故が起こる可能性があることをご理解頂きますよう、お願い申し上げます。
『投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、自己責任の
原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。』
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【今週の主要な経済指標等】
6日(日)
米国は冬時間に移行
7日(月)
9月景気動向指数
9月ユーロ圏小売売上高
ユーロ圏財務相会合
ローゼングレン・ボストン連銀総裁、講演
国内企業決算:住生活グループ、スズキ、住友不動産、森永乳業
8日(火)
EU財務相会合
国内企業決算:トヨタ自動車、オリンパス、シチズン、セイコー、清水建設、
三菱マテリアル
9日(水)
9月国際収支
10月景気ウォッチャー調査
10月中国消費者物価、生産者物価、小売売上高、鉱工業生産
9月米卸売在庫
ファンロンパイEU大統領、講演
バーナンキFRB議長、講演
国内企業決算:電通、ヤマダ電機、楽天
10日(木)
9月機械受注
10月消費動向調査
10月中国貿易収支
BOE政策金利発表
米新規失業保険申請件数(10月4日までの週)
9月米貿易収支
10月米財政収支
エバンス・シカゴ連銀総裁、講演
バーナンキFRB議長、講演
国内企業決算:大成建設、鹿島、日揮、新生銀行、アイフル、アコム
11日(金)
オプションSQ
11月米ミシガン大学消費者信頼感・速報値
ファンロンパイEU大統領、講演
イエレンFRB副議長、講演
国内企業決算:ヤクルト本社、マツモトキヨシ、三越伊勢丹、丸井、りそな
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今週は、、、、、、。
欧州市場の動向睨みの神経質な展開、、、週末はオプションSQ、、、。
ユーロ圏財務相会合などで欧州金融安定基金(EFSF)の拡大に向けた具体策を示す
必要がある。既に市場はギリシャだけでなくイタリアに懸念を持っている。米国経済
指標も先週ほど注目されるものはなく、市場は要人発言に一喜一憂するでしょう。
その対象が欧州財政や経済に対するもの、、、、これが最大の材料でしょう。
国内企業の決算発表もピークを超えた模様だが、下方修正が目立つ、、、。悪材料織り込み
済みという展開にはならず、株価の大幅下落に繋がっている。
これは、タイ洪水問題や円高に対する懸念や欧州不安が世界経済の不透明感を増している
ことなどが主因となっている。更には、事業のそのもの将来性が大きく減退しているため
日本企業、もっと云えば、日本経済の地盤沈下という事態を招く可能性あるということか?
今週もトヨタの決算発表がある、、、、個人的には厳しい内容だと思うのですが、、、、。
また、国内政治も混迷の兆しが見え始めている。復興対策に関しては、紆余曲折はあって
も目指す処は一致しているわけだから、心配することもない。
ところが、TPP問題、消費税引き上げ問題は政局になる可能性は否定できない。現時点で
は、株価に大きな影響を与えるとはないでしょうが、中期的には注意が必要。
国内経済指標では、10月景気ウォッチャー調査、9月機械受注に注目しています。特に、前者には、、。
米国では追加緩和への期待感が高まるかどうか、、、。中国では金融引き締め政策から微調整
ながら緩和政策に転換しつつある背景から上海総合指数は上昇基調になっていますが、
10月消費者物価指数がどのような結果となるか、、、。
日経平均株価の4日終値は5MA(8863.24円、4日時点)を下回り、5MAは下降トレンド。
5MAと25MA(8734.00円、4日時点)はG.C.継続中ですが、75MA(8980.03円、4日
時点)には頭を抑えられた格好。
チャート上は天井サインを示している状況ではあるが、下値の底堅さも、、、、。いずれに
しても、市場エネルギーがないことが相場の方向性の無さに繋がっているような、、、。
やはり、出来高・売買代金の増加が最大のポイントでしょう。
上値については、、、、8800円、8900円。
下値については、、、、8500円、8300円、8250円。
下値については引き続き25MAが基本的なサポートラインでしょう。
為替動向・欧州市場の動向が注目されることに変化はない。
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(4日現在)
5MA(8863円)、25MA(8734円)、75MA(8980円)、200MA(9866円)。
基準線(8747円)、転換線(8896円)。
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【上値について】
8800円、8900円。
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【下値について】
8500円、8300円、8250円。
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【相場予想レンジ】
8500円から8900円(先物)、あるいは8400円から8800円(先物)。
海外株式市場(米国に限らず)、原油価格、為替動向に左右される展開であることに
変わりはない。
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
円安にトレンド転換するには米国経済の浮揚が大きな鍵を握っている。現状の米国経済
から考えれば、米国は「ドル安」を見て見ぬフリなのでは?????
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場に改善傾向の
兆しとその持続性が問われる。
「金利」は経済の体温であることを改めて実感させられる。「利上げ」が出来るという
オプションを持てる国と持てない国、、、ここが、今後の投資ポイントになるでしょう。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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