今週の展望(10月21日)
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【今週の主要な経済指標等】
21日(日)
スペイン地方選挙
22日(月)
9月貿易収支(通関ベース)
米大統領候補、第3回討論会
国内企業決算:カゴメ、メルコ
米国企業決算:キャタピラー、ヤフー
23日(火)
カナダ中銀政策金利
香港市場は重陽節で休場
国内企業決算:中外製薬、花王、松井証券
米国企業決算:テキサス・インスツルメンツ、 ユナイテッド・テクノロジーズ
アムジェン、3M、デュポン、コーチ
24日(水)
10月中国製造業PMI速報値
豪消費者物価指数(第3四半期)
10月独Ifo景況感指数
9月米新築住宅販売件数
10月米製造業PMI速報値
ドラギECB総裁、ドイツ議会でユーロ圏諸国の国債買入れについて説明
米FOMC政策金利
NZ中銀政策金利
国内企業決算:ヤフー、日本電気硝子、JFE、日本電産、任天堂、KDDI
米国企業決算;AT&T、イーライリリー、コーニング、ボーイング、 シマンテック
25日(木)
英GDP速報(第3四半期)
9月米耐久財受注
9月米中古住宅販売成約指数
米新規失業保険申請件数(10月20日までの週)
9月シカゴ連銀全米活動指数、
国内企業決算:信越化学、日立建機、富士電機、アドバンテスト、キャノン、ファナック
日野自動車、ダイハツ、ゴールドクレスト
米国企業決算:アップル、P&G、アマゾン、コノコ・フィリップス、 ダウ・ケミカル
26日(金)
9月全国消費者物価指数
米GDP速報(第3四半期)
国内企業決算:カワチ薬品、NEC、メガチップス、スタンレー電気、オリックス、ドコモ
米国企業決算:メルク、グッドイヤー
28日(日)
フィンランド地方選挙
英国、欧州が冬時間に移行
※企業決算などの発表予定は変更されることがあります
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今週は、、、、、、
短期上昇ピッチの調整はあるものの、日銀の追加金融緩和策への期待から「円安」に
転じている為替市場が日本株式相場を下支えするかな、、、、。
国内企業の決算発表が本格化することで個別企業を物色する動きが活発化するかどうか、、。
更に企業決算発表によって日中関係の悪化をどこまで決算に織り込めるか、、、難しい事象
ではあるが、一旦、悪材料出尽くしという環境が整えば、株式市場は足場固めから上値を
狙えると考えています。
尤も、米国株式市場が方向感を失ったり欧州動向に不透明感が高まれば、日本株式市場も
調整が長期化する可能性はある。
米国企業決算では注目はアップルでしょうね、、、、機関投資家・個人の多くが保有する企業
であることが良い意味でも悪い意味でも決算内容が大きな影響を及ぼすでしょう。
また、米国では23日~24日のFOMCにも注目しています。
日経平均株価は10月15日安値8488.14円から19日高値9016.90円まで値幅約530円
上昇、、、、短期間で上昇したことで戻り売りや利益確定売りは十分に予想されるが、売り
惜しみが働きやすい価格帯であることや押し目買い狙いに動く投資家の出動が期待される
局面でもある。出来高・売買代金の堅調さが持続するか注視したい。
下値としては25MA(8885.22円、19日時点))、75MA(8857.47円、同)がサポート
ライン、瞬間的には8800円割れから8700円から8750円辺りまであるかな???
上値は200MA(9045.19円、同)や9月SQ値(9076.79円)が意識されるでしょうが、
円安効果によっては9200円処まで伸びる局面も、、、、、。
チャートやテクニカル面では強気シグナルが散見されており、売り買い交錯の中、株価
上昇にとって新たな支援材料が出てくれば意外高か????日経平均株価は9100円から
9200円は7月以降3度の上値トライがあったが、いずれも天井を形成しただけ、、、、。この
水準を上抜け出来るかどうか、、、、大一番の局面でしょう、、、、、。
今週のもみ合いが来週のステップになるかどうか、、、、今後の相場の大きな試金石、、、。
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(19日現在)
5MA(8814円)、25MA(8885円)、75MA(8857円)、200MA(9045円)。
基準線(8885円)、転換線(8752円)。
ボリンジャー・+2σ(9287円)。
ボリンジャー・+1σ(9086円)。
ボリンジャー・-1σ(8684円)。
ボリンジャー・-2σ(8483円)。
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【上値について】
9000円、9200円(先物)。
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【下値について】
8800円(先物)、8700円(先物)。
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【相場予想レンジ】
8800円から9200円(先物)、あるいは8700円から9000円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
今年は米国大統領選挙、、、、、これは米国に限らず、、、政治要因が経済に影響を与えやすい
一年である。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場には改善傾向が
見えているが、米国当局は手放しで喜べる状況にはあらず、不確実性は依然として高い。
尖閣諸島という領土問題が日中政治情勢の緊迫感を非常に高めている。アジアという
成長地域での覇権争いの長期化は必至かな???
過去において日中の政治家が知恵と暗黙の了解で「棚上げ」してきた問題に、どう対処
するのか、、、、「政冷・経熱」に戻せるかどうか、、、、、今回は時間を要するかな???
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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