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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

●今週の展望(3月3日)

●今週の展望(3月3日)

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【今週の主要な経済指標等】
3日(日)
2月中国非製造業PMI

4日(月)
日銀総裁候補、黒田氏の衆院所信聴取
2月スペイン失業者数
1月ユーロ圏生産者物価指数
ユーロ圏財務相会合

5日(火)
日銀副総裁候補、岩田氏・中曽氏の衆院所信聴取
中国全国人民代表大会(全人代)開幕
豪中銀政策金利発表
2月米ISM非製造業景気指数
EU財務相理事会

6日(水)
豪GDP(第4四半期)
12月スペイン財政収支
ユーロ圏GDP改定(第4四半期)
2月米ADP雇用者数
1月米製造業新規受注
米ベージュブック(地区連銀経済報告)
ブラジル中銀政策金利発表

7日(木)
日銀政策委金利発表、白川日銀総裁の記者会見
1月豪貿易収支
12月ギリシャ失業率
BOE政策金利発表
ECB政策金利発表、ドラギECB総裁の記者会見
米新規失業保険申請件数(3月2日までの週)
米FRB、金融機関のストレステストの結果公表

8日(金)
SQ
日本GDP・2次速報(第4四半期)
1月国際収支
2月中国貿易収支
2月米雇用統計

9日(土)
2月中国消費者物価・生産者物価・小売売上高・鉱工業生産

10日(日)
イタリア地方選挙
米国市場が夏時間入り

※予定は変更されることがあります
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今週は、、、、、、
日経平均は昨年来高値(11662.52円)の更新を視野に入れながら、底堅い展開か。
先週、既にTOPIXは昨年来高値を更新していることや先週末のNY株式市場の上昇に
伴いシカゴ日経平均先物価格は11715円であることから上値を試す地合いは濃厚、、、。
週末のSQへの思惑や為替市場の動きが株式市場の上昇をサポートするのか、それとも、
上値を抑える動きになるのか、、、、乱高下の可能性は十分にある。
日銀新体制の政策期待が株式市場の大きな上昇要因、、、、今週の衆議院での所信聴取は
材料視されやすいでしょうね、、、現状の相場の地合いでは、、、やはり、国内株式相場の
懸念は海外市場の動向ということか、、、、、。
米国の歳出強制削減の発動が決まったことは米国経済にとっては大きな痛手だが、米国
株式市場は終値ベースではプラス圏で取引を終了、、、、最終的には民主党と共和党は折り
合いが付くということなのか????市場が神経質になった時に材料視されるかな???
欧州ではイタリア政治の不透明感がユーロを揺さぶる懸念が内包している。欧米の要人
発言に市場は一喜一憂しやすい。また、今週のECB理事会では利下げの可能性は低いが、
ドラギECB総裁の記者会見は注目かな、、、、。
週末には米国雇用統計、、、、、劇的な改善はないでしょうから、FRBの金融緩和継続で
ドルの上値は抑えられると考えていますが、、、、。

テクニカル面では過熱感はあるもの、中長期上昇トレンドは継続しており大きな崩れは
想定し難い局面、、、。ただし、綻びや材料出尽くし感が思わぬ下落につながる恐れはある。
出来高と売買代金は横ばい傾向、、、、依然としてチェック項目としては重要でしょう、、、、

下値は11400円、11250円。
上値は11700円。

留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。

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現物市場において(1日現在)
5MA(11496円)、25MA(11274円)、75MA(10193円)、200MA(9376円)。
基準線(11051円)、転換線(11419円)。
ボリンジャー・+2σ(11704円)。
ボリンジャー・+1σ(11489円)。
ボリンジャー・-1σ(11059円)。
ボリンジャー・-2σ(10845円)。
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【上値について】
11700円(先物)
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【下値について】
11400円、11250円(先物)
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【相場予想レンジ】
11350円から11700円(先物)、あるいは11500円から11700円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
「米国金利上昇」は「日本株上昇」という構図があるが、マイルドな金利上昇であれば
「米国債券売り・米国株式買い」の展開となり日本株式市場への波及は大きい。
一方で、「悪い米国金利上昇」となれば米国株価の停滞となる。FRBは量的緩和を行って
いるが、いずれ資産買い入れ規模の縮小をする時期が来る。その時期を巡って金融当局の
関係者の発言や思惑には注視したい、、、、失業率6.5%までは事実上のゼロ金利政策を継続
するということが決定されているが、、、、、どうなんでしょうか、、、、FRBと市場の水面下の
探り合いが表面化するのか、、、、、。

尖閣諸島という領土問題が日中政治情勢の緊迫感を非常に高めている。アジアという
成長地域での覇権争いの長期化は必至かな???
過去において日中の政治家が知恵と暗黙の了解で「棚上げ」してきた問題に、どう対処
するのか、、、、「政冷・経熱」に戻せるかどうか、、、、、今回は時間を要するかな???

中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。

ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。

大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。

日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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今後ともよろしくお願い申し上げます。

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