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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

●今週の展望(5月3日)

●今週の展望(5月3日)

■今週の主要経済指標等

5月4日3月米建設支出
5月5日3月ユーロ圏生産者物価指数
5月5日4月米ISM非製造業景況指数
5月6日3月ユーロ圏小売売上高
5月6日 米ADP雇用統計
5月7日BOE金利政策発表
5月7日ECB金利政策発表
5月7日トリシェECB総裁の会見
5月7日 米週間新規失業保険申請件数
5月8日 オプションSQ
5月8日 4月米雇用統計

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先週は、、、、、、。
日本株式市場は大きく乱高下。豚インフルエンザ、円高、冴えない決算発表が重なり、
一時、日経平均は終値ベースで8500円する場面もあったが、週末には、米国株式市場の
底堅さと円安方向が好感され日経平均は終値ベースで9000円目前。
予想どおり(?)クライスラーは法的整理が行われ再建を目指すことになった。

日米の経済指標が緩やかではあるが、改善しているという見解が増えつつある。
GWモードの中、市場参加者は限定されている側面はあるが、市場価格がすべてという
考えからすれば評価すべきでしょう。

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さてさて、、、、、、、今週は、、、、、、、、、、。立会い日数は2日間、、、金曜日はSQ、、、。
米国のストレステストは7日に延期され、この結果待ちといったところでしょう。
豚インフルエンザの影響が出るかどうかは、現状では判断出来ないでしょう。
日本株式市場が休場中に、NY株式市場がどういう展開になるのか読み難い。

留意すべきは下記の点です。
・株価材料に対する投資家のリスク許容度が大きくなっている。
このことが、株価の底堅さになっている。慎重になった方がBETTERだと思うが、
現状の市場の流れには極端に逆らわない方針が大切ですね。
・国内企業の決算数字や先行きの見通しが大きな影響を与えるでしょう。その際に、為替レートが注目されると考えています。
・ドル反発の流れが一時的なものなのかどうか見極めつつ為替には注視すべきでしょう。
・日本企業の利益水準から考えれば割高感は強く、 今後の株価の持続的な上昇には、
抜本的な対策が実体経済に効果を表したかどうかが問われます。まだまだ多くの
時間が必要だということです。

何度も書きますが、
無理はしない、、、利益確定と自分の担保状況をしっかり守ることでしょうね。

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1日現在で、
5MA(8746.75円)、25MA(8723.08円)、75MA(8095.59円)。
基準線(8576.71円)、転換線(8755.55円)。
ボリンジャー・+2σ(9152.92円)。
ボリンジャー・+1σ(8944.67円)。
ボリンジャー・-1σ(8501.50円)。
ボリンジャー・-2σ(8196.80円)。

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【上値について】
幻の9140円が大きく奪回されるかどうか、、、。そして、9300円、、、、。
SQ後の動きに注目、、、、。
現在、好材料は織り込み、悪材料は出尽くしといった相場展開が続いております。
更なる上値追いには無理があると思ういますが、短期需給の相場の流れに合わせる
しかないかな。
【下値について】
8700円、上昇トレンド中の25MA、更には心理的なラインである8500円。
8500円は心理的な側面から中期的な支持ラインになり得るのかどうか注目です。

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【相場の予想レンジ】
8600円から9200円(先物)、もしくは8800円から9300円(先物)。
2日間という短い週でありGW明けということもあり、需給優先相場かな?
週前半の米国株式市場への依存度が高いかな。大荒れでなければ、市場の流れに
合わせた投資行動かな?

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【雑感】
日経平均9000円突破には、企業の利益水準・海外株式市場動向・為替動向などの要因が
大きな影響を与えるのは当然だが、それを度外視して考えれば、、、、、。
8700円から9000円のもみ合いでエネルギーを貯め込む必要があるのでは、、、。
その意味では、現状レベルでの相場展開(もみ合い)は、更なる上値トライをする上で
必要不可欠となるはず。9300円と云わず、1万円という大台回復のためには、、、。
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【投資を行うにあたってのポイント】
株式相場は企業決算発表と経済指標に一喜一憂。レンジ相場に変化が起きるのかどうか、需給動向と為替相場が大きく左右する展開か?
株価材料に対する投資家のリスク許容度が大きくなっている。
このことが、株価の底堅さになっている。慎重になった方がBETTERだと思うが
現状の市場の流れには極端に逆らわない方針が大切ですね。

GW、スチレステストが終了し、ポジションの持ち越しも行い易くなった。これは
5月11日以降の相場において特に考えます。
GM問題というリスクは残りますが、、、、、。


米国財政赤字に対する懸念が浮上したり投資家のリスクテイク志向が強まったりする
ことによって、他通貨への買い需要が高まれば、このレンジ相場が崩れることは
十分想定されます。
今週に限らず、米ドルは不安定要因が多く株価の波乱要因と考えておくべきでしょう。

日本・米国・欧州の経済状況は、各国政府の経済対策等で一時期より不安定さは静まり
つつありますが、回復への道のりはまだ見えてこない。
更に、ロシア・東欧も先進主要国の経済回復が大きな鍵を握っている状況です。
複雑に入り組んだこれらのリスクは以前と比較すれば軽減されましたが、引続き、
潜在的なリスクとして顕在化しています。米国市場の危うさ、欧州市場の長期低迷、
輸出頼みの日本経済、、、、やはり要注意でしょう。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットをしっかり決めて
おくことが大切になってきますね。また、保証金状況を把握しておくことですね。

相場状況は刻一刻と変化しているわけですから、慎重に、、、
そして、、、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
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今週の投資行動・相場展開などに対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も頑張りましょう!

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今後ともよろしくお願い申し上げます。

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