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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

今週の展望(1月11日)

今週の展望(1月11日)

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【今週の主要な経済指標等】
12日(火)
11月国際収支
12月景気ウォッチャー調査
11月米貿易収支
米国企業決算:KBホーム

13日(水)
11月ユーロ圏鉱工業生産指数
米ベージュブック(地区連銀経済報告)
12月米財政収支

14日(木)
11月機械受注
12月豪雇用統計
ECB理事会
トリシェECB総裁 会見
12月米小売売上高
米国企業決算:インテル

15日(金)
12月ユーロ圏消費者物価指数
12月米消費者物価指数
12月米鉱工業生産指数
1月米ミシガン大学消費者信頼感指数
米国企業決算:JPモルガン
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先週は、、、、、、。
年末のドル高・円安の流れを好感し日経平均株価は堅調なスタート。
一方で、銀行株を中心にTOPIXの上値は重い。JAL問題と銀行株の増資問題に揺れた。
三井住友FGは増資を決定しアク抜け感も出始めたが、JAL問題は様々な思惑に振り
回された。藤井財務大臣の辞任、後任に管副総理。新大臣の「円安」期待発言から為替
市場は93円台へ突入、、、、。これを好感する動きが強まり日経平均はじり高の展開。
日本株式市場は騰落レシオや25MAからの乖離などテクニカル面での過熱感から
終値ベースでの上昇は限定的となった。
更に、NT倍率が拡大している現状を修正する動きも散見された。

米国経済指標も概ね予想の範囲内で米国株式相場はじり高。
週末の雇用統計も米国株式相場には大きな波乱を呼び込むことにはならず。
原油相場を中心に商品相場は堅調、、、。米国10年物金利は上昇中。

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さてさて、、、、、、今週は、、、、、、、。

3連休明けの日本株式市場、、、
JAL問題とドル円相場が株式相場の中心材料でしょう。
ドル円が相場の中心材料であると考えておくことがセオリーでしょうが、、、、、、、。
米国株式市場は、引き続き低金利で支えられた市場環境が継続するかどうか。
あるいは、環境変化に株式市場がスムーズにシフト出来るかどうかに注目すべき処。
米国株式市場が流動性相場と業績相場のどちらを選択するのか、、、、、。この綱引きが
相場全体を膠着させる可能性もある。
更に、米国では決算発表が11日のアルコア皮切りにスタートする。米国企業の決算は
概ね改善方向を継続していると考えていますが、、、。非常に注目してします。


日本株式市場では。テクニカル面での過熱感や昨年11月末から上昇ピッチを考えれば、
一服する場面でしょうが、下値は限定的かな。国内企業の業績も10月-12月期は
好調を維持していると考えられる。ただし、為替と需給には注意が必要ですが、、、。
TOPIXは、昨年9月24日の940ポイントから950ポイント、昨年の8月31日の960
ポイントから987ポイントを短期的・中期的な視野に入れた展開になるかどうか
注目ですね。
週末には1月18日からの通常国会開催を見極めたい動きが強まるかな???



留意すべきは下記の点です。
「ドル・米国金利・円の動向には注視すべきでしょう、、米国10年物金利は上昇中」
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(8日現在)、
5MA(10709.61円)、25MA(10301.00円)、75MA(10053.64円)、200MA(9737.31円)。
基準線(10024.83円)、転換線(10646.55円)。
ボリンジャー・+2σ(10935.04円)。
ボリンジャー・+1σ(10618.02円)。
ボリンジャー・-1σ(9983.98円)。
ボリンジャー・-2σ(9666.96円)。

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【上値について】
10900円、11000円。
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【下値について】
10600円、10400円、上昇中の25MA。
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【相場予想レンジ】
10700円から11000円(先物)、あるいは10600円から10900円。
為替動向に左右される展開であることに変わりはない。
想定以上の値幅が示現される可能性が高いことも頭の片隅に!
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善の尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
今年は、日米ともに「 選挙 」の年であるということ!

米国出口戦略が明確になれば、市場(株式、債券、為替、商品)に大きな影響を
与えるでしょう。ドルキャリー取引の巻き戻しが起こり、資金の流れに変化が
起こるでしょう。
一時的にせよ、現状の市場に撹乱要因になることには注意しておいた方がBETTER。
世界経済全体にとって米国経済の回復が顕著になることは歓迎されるべきことであり、
本来の株式投資に回帰する局面を迎えることになります。

米国経済にとって比重の大きい重要なセクターである労働市場と消費という問題は
残したまま。今週の米国雇用統計で大きな転換点を迎えるか注目です。

欧州各国の財政事情に対する懸念は依然として燻っている。ラトビア問題も含めて、、。
リスクマネーに変化が起きる可能性もあるため、頭の片隅に置いておくべきでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も頑張りましょう!
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