fc2ブログ

日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

今週の展望(1月31日)

今週の展望(1月31日)

■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■
【今週の主要な経済指標等】
1日(月)
1月中国製造業購買担当者景気指数
1月米ISM製造業景況指数
ガイトナー米財務長官 議会証言
日本企業決算:味の素、三井金属、ダイハツ
米国企業決算:エクソン

2日(火)
豪中銀政策金利
ボルカー経済再生諮問会議議長の議会証言(米上院、金融規制ついて)
日本企業決算:アステラス製薬、三菱電機、TDK、三井物産、伊藤忠、野村HD、
ソフトバンク
米国企業決算:ダウ・ケミカル、ベリサイン

3日(水)
1月米ADP雇用統計
1月米ISM非製造業景況指数
日本企業決算:旭化成、住友化学、武田、シャープ、ホンダ、三菱UFJ
米国企業決算:ファイザー、シスコシステムズ

4日(木)
12月米製造業受注
BOE政策金利
ECB理事会
トリシェECB総裁 会見
日本企業決算:日本板硝子、日立、ソニー、三菱重工、トヨタ

5日(金)
12月景気動向指数
1月米雇用統計
G7開催(カナダ・イカルイト、6日まで)
日本企業決算:国際石油開発帝石、パナソニック、スズキ

■■■■■■■■■■■■

先週は、、、、、、。ギリシャ財政の対する懸念が最後まで燻った。
大統領一般教書演説は可もなく不可もなく、、、、材料視されるものもない、、、。
懸念に対するポジション調整で売り優勢の展開が続いた。
米国企業・国内企業の決算や日米経済指標に悲観する事象はないが、、、、。市場心理が
リスク・テイクの動きを鈍らせた。

米国大統領の「新金融規制案」に端を発した調整相場。
これついては、市場は「織り込み」つつあると考えています。インド・中国の金融引き
締めは、強い経済の証明でもあるため当然の金融政策行為だと考えています。
ギリシャ財政問題を「織り込み済み」要因と捉えることが出来るかどうか、、、、、。

これが今後の焦点でしょう。
日経平均は10200円割れ、5MA、25MAはデッド・クロス。
欧州株式市場は反発、、、米国経済指標が好感された模様。
NYダウは年初来安値を更新、10100ドル割れの10067.33ドルで取引終了。
ドル円は90円台前半で取引終了。

■■■■■■■■■■■■

さてさて、、、、、、今週は、、、、、、、。

下げ渋りの展開から下値固めの展開になるかどうか。
国内要因より為替市場も含めて海外市場の影響が大きいと考えています。
重要な海外経済指標や国内企業の決算など注目材料が目白押し、、、、。


テクニカル面での過熱感は解消され株式市場の反発は期待出来るが、海外要因の不透明
感は払拭しきれていない状況に変化はない。
海外株式市場の反発がきっかけになるのか、それとも国内要因が主導する展開に
なるのか。国内企業の決算は回復・底打ちを確認させる内容が続いているが、、、。


週足ベースで考えると、
13WAは101550.50円、26WAは10207.49円、基準線10029.26円となる。
ここからの下落は大きな抵抗ラインなのではないかと考えています。


市場心理は海外要因の動向に大きく左右される展開でしょう。
短期反発局面になるのか、それとも下値模索の展開が続くのか。
週前半は米国株式市場を中心に海外株式市場と為替を睨みながら神経質な展開、
週後半は米国雇用統計を控え様子見ムードが強まるのか。
中国・インドの金融引き締めが世界経済回復の鈍化が懸念されるのかどうか。


留意すべきは下記の点です。
・「ユーロ、ドル、米国金利、には注視すべきでしょう」
「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
■■■■■■■■■■■■
現物市場において(29日現在)、
5MA(10340.48円)、25MA(10631.97円)、75MA(10157.51円)、200MA(9901.49円)。
基準線(10582.78円)、転換線(10542.34円)。
ボリンジャー・+2σ(11047.82円)。
ボリンジャー・+1σ(10839.89円)。
ボリンジャー・-1σ(10424.05円)。
ボリンジャー・-2σ(10216.12円)。

■■■■■■■■■■■■

【上値について】
10450円、10500円、10650円。
■■■■■■■■■■■■

【下値について】
10150円、10050円、10000円
■■■■■■■■■■■■

【相場予想レンジ】
10200円から10500円(先物)、あるいは10050円から10400円。
海外株式市場(米国に限らず)、為替動向に左右される展開であることに変わりはない。
■■■■■■■■■■■■

【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善の尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
■■■■■■■■■■■■

【投資を行う際のポイント】
今年は日米ともに「 選挙 」の年であるということ!つまり、「政治」が大きな鍵を
握っているということですね。

米国出口戦略が明確になれば、市場(株式、債券、為替、商品)に大きな影響を
与えるでしょう。ドルキャリー取引の巻き戻しが起こり、資金の流れに変化が
起こるでしょう。
一時的にせよ、現状の市場に撹乱要因になることには注意しておいた方がBETTER。
世界経済全体にとって米国経済の回復が顕著になることは歓迎されるべきことであり、
本来の株式投資に回帰する局面を迎えることになります。

米国経済にとって比重の大きい重要なセクターである労働市場と消費という問題は
残したまま。今週の米国雇用統計で大きな転換点を迎えるか注目です。

欧州各国の財政事情に対する懸念は依然として燻っている。ギリシャ・ラトビア問題も
含めて、、。リスクマネーに変化が起きる可能性もあるため、頭の片隅に置いておくべき
でしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

■■■■■■■■■
今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
■■■■■■■■■
それでは、今週も頑張りましょう!
■■■■■■■■■■■■

ランキングに参加しています。クリックしていただけると励みになります。
たくさんの方にクリックをして頂き恐縮です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 日経225先物

FC2 Blog Ranking

スポンサーサイト



PageTop