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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

今週の展望(8月21日)

今週の展望(8月21日)

不測の事故が起こる可能性があることをご理解頂きますよう、お願い申し上げます。
『投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、自己責任の
原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。』

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【今週の主要な経済指標等】
22日(月)
7月米シカゴ連銀全米活動指数

23日(火)
8月独ZEW景況感指数
8月ユーロ圏消費者信頼感
7月米新築住宅販売件数
グリーンスパン前FRB議長 講演

24日(水)
8月独IFO景況感指数
7月米耐久財受注
7月米住宅価格指数

25日(木)
米新規失業保険申請件数(8月19日までの週)

26日(金)
7月全国消費者物価指数
米GDP・改定値(第2四半期)
8月米ミシガン大学消費者信頼感・確報値
バーナンキFRB議長 講演(ジャクソンホール)

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今週は、、、、、、。

引き続き、為替相場の動向が注目点となりそうですね、、、。これは米国をはじめ世界経済の
景気後退懸念と欧州金融不安が根底にあり、各国とも金融の舵取りは非常に難しく微妙な
状況だということを再認識させられる週でしょう


米国経済指標に落ち着きが見られるかどうか、、、、注目は、8月ミシガン大学消費者信頼感
指数、8月リッチモンド連銀製造業指数。先週までのNY株式市場の調整は米国債券格付け
の引き下げに端を発し、更に一連の経済指標、、、NY、フィラデルフィア連銀指数など8月
経済指標は市場予想を大幅に下回ったことで株安を誘発したことを考えると、どうしても
今週の経済指標についても関心が高まるのは当然か、、、、。今回も厳しいのかな???
更に、4-6月GDP改定値にも注意を払うべきか、、、今回は大幅に下方修正される可能性が
あり米国景気後退論に現実味が増す、、、二番底懸念か、、、、。
為替市場での円高進行と世界の株式市場のスパイラルな下落、、、これらに歯止めを掛ける
ことは容易なことではない、、、各国の政策には限界があると考えています。疑心暗鬼が
強い相場展開でしょうね、、、、、。

日経平均株価は9日につけた直近安値(8656円)を割り込むと8500円、、、更に東日本
大震災直後に付けたザラ場ベースの年初来安値(8227.63円)や8000円という価格を
意識させられる展開も十分に想定される。既にTOPIXは先週末に年初来安値を更新し
2009年3月以来の水準、、、主力大型株もダウンサイドリスクが高まっている。
下落を待っていた投資家も現状の相場環境では「よし、チャンス」と考えるより慌てずに
もう少し落ち着いてから、あるいは、価格と時間を分散させながら「買い」行動を起こす
と考えられる。下落幅・ピッチは緩やかになる可能性はあるが、反発力も弱いでしょう。


ここは読者のみ、、、
??????????????????????????????
外部環境??????????????????日経平均株価は????????????
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ドル円は東日本震災直後につけた史上最安値(76円25銭)を割り込み75.94円まで
下落、、、介入警戒感もあるでしょうが、世界的な資金の流れはリスク回避へ向かっている。
欧米の景況感を考慮すると介入効果も限定的でしょう。
今後は「ドル」より「ユーロ」の方が大きく下落するリスクを内包しているような????

週末のバーナンキFRB議長の講演がターニングポイントになるかどうか、、、。
米国の景況感の悪化や株安を受けてQE3への期待が高まっている。
ただ、直近の米国CPIやPPIの結果からは容易に「追加金融緩和」に踏み切ることも
難しく、むしろインフレを助長する可能性もある。今週の最大の注目点でしょうね。


上値については、、、、8750円、9000円。
ボリンジャー・バンドのマイナス1σ(9048.57円、19日時点)前後が第一関門と考え
たいところだが、金曜日に空いたマド(8796.42円から8931.25円)が大きな障壁になる
可能性も十分にある。
下値については、、、、8500円、8350円、8000円。
先週の段階では9日につけた直近安値(8656.79円)を割り込んではいないが、8500円と
いう水準を意識させられる局面が到来する可能性は高い。更に、外部環境次第では8250円、
8000円という価格も覚悟しなければならない事態もあり得る。

ただ、短期的には下落ピッチが早いため「買いシグナル」も見受けられる。
25MA(9531.53円、19日時点)との乖離率は8.5%で売られ過ぎ目安とされる5%を超え、
また、騰落レシオも67.57%と売られ過ぎの数値を示している。
欧米市場が落ち着けば、持続性は別にして、いつ反発しても不思議ではない。


留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。

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現物市場において(19日現在)
5MA(8982円)、25MA(9531円)、75MA(9620円)、200MA(9904円)。
基準線(9402円)、転換線(8903円)。
ボリンジャー・+2σ(10497円)。
ボリンジャー・+1σ(10014円)。
ボリンジャー・-1σ(9048円)。
ボリンジャー・-2σ(8565円)。


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【上値について】
8750円、9000円。
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【下値について】
8500円、8350円、8000円。
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【相場予想レンジ】
8000円から8750円(先物)、あるいは8250円から9000円(先物)。
海外株式市場(米国に限らず)、原油価格、為替動向に左右される展開であることに
変わりはない。

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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。

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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
円安にトレンド転換するには米国経済の浮揚が大きな鍵を握っている。現状の米国経済
から考えれば、米国は「ドル安」を見て見ぬフリなのでは?????

中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。

米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場に改善傾向の
兆しとその持続性が問われる。

「金利」は経済の体温であることを改めて実感させられる。「利上げ」が出来るという
オプションを持てる国と持てない国、、、ここが、今後の投資ポイントになるでしょう。

ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。

大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。

日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も頑張りましょう!
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今後ともよろしくお願い申し上げます。

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