
今週の展望(11月27日)
不測の事故が起こる可能性があることをご理解頂きますよう、お願い申し上げます。
『投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、自己責任の
原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。』
■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■
【今週の主要な経済指標等】
28日(月)
白川日銀総裁、講演
12月独GFK消費者信頼感調査
10月米新築住宅販売件数
ベルギー国債入札
フランス短期国債入札
ファンロンパイEU大統領、欧州委員会のバローゾ委員長、オバマ米大統領と会談
29日(火)
10月雇用統計
9月米S&Pケースシラー住宅価格
11月米消費者信頼感指数
イタリア国債入札
ベルギー短期国債入札
イエレンFRB副議長、講演
ロックハート・アトランタ連銀総裁、講演
ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、講演
ユーロ圏財務相会合
30日(水)
10月鉱工業生産
11月独失業率・失業者数
11月ユーロ圏消費者物価
10月ユーロ圏失業率
11月米ADP雇用者数
10月米中古住宅販売成約指数
11月米シカゴ購買部協会景気指数
ブラジル中銀政策金利発表
米ベージュブック(地区連銀経済報告)
ドラギECB総裁、講演
EU財務相理事会
1日(木)
11月中国製造業PMI
米新規失業保険申請件数
11月米ISM製造業景況指数
11月米自動車販売
スペイン国債入札
フランス国債入札
ドラギECB総裁、講演
ファンロンパイEU大統領、講演
ロックハート・アトランタ連銀総裁、講演
ブラード・セントルイス連銀総裁、講演
2日(金)
法人企業統計調査
10月ユーロ圏生産者物価指数(10月)
11月米雇用統計
■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■■■■
今週は、、、、、、。
今週前半は欧州中心の政治的な日程や要人発言、欧州各国の国債入札に為替市場や
世界株式市場は一喜一憂、、、、週後半は米国経済指標が世界の資本市場に大きな影響を
与えると考えられます。
感謝祭明けの米国の消費動向に強さがなければ市場の関心は一気にネガティブ材料に
なりやすい。そして、その後の米国経済指標も予想を上回る内容であっても、市場の
負の要因を打ち消すことは厳しい状況になる可能性も十分にある。
日本株式市場に限らず、米国株式市場も出来高については低水準が続いている。これは
投資家のリスク回避姿勢が鮮明であることの表れでもある。
今後、株式市場が上昇するか下落するかは市場の最大関心事ではあるが、同時に市場参加
者や出来高に厚みが出ることが最も重要なことであるという認識を持つことですね。
介入やETF購入などの小手先の施策ではなく、日本経済の再構築のためを指針と行動を
政府が打ち出すことでしょう、、、、欧州問題の解決とは別物である。
話はやや逸れたが、、、、、今週の株式相場は欧州政治決断と米国経済指標の両面睨みで
下値模索か、、、、ただ、ダラダラとした相場展開になるかスピード感のある相場展開に
なるかは海外市場次第で日本株式市場が先駆することはないでしょうね。
期待出来るのは為替市場か!!!!先週末にかけてユーロ安・ドル高の動きに伴って
ドル円も底堅い、、、、日本国債格下げの思惑がドル円を上昇させている面もあるため市場
参加者は半身で構えるしかないが、今週の米国経済指標が予想を上回る内容が続き、欧州
懸念一服という背景でのドル円上昇であれば、株式市場は好感されるかな、、、、。
ただし、上値は限定的だが、、、、。
日経平均株価の25日終値は5MA(8272.62円、25日時点)を下回り、5MAは下降
トレンド継続中。5MAと25MA(8624.14円、25日時点)はD.C.。
チャート的には下降トレンドの継続ということになる。出来高は低水準のまま、ダラダラ
とした下落相場になっているためセリングクライマックスの域には遠く及ばない。
政府・日銀による為替介入やETF購入の実施と期待感が自然な相場形成を不能にして
しまう。現時点では何もしないことが将来の上昇相場には有効なのだが、、、、。
上値はマド上限値(8261.01円)と5MA、、、8300円処が反発地合いに転じた時の短期的な
上値か、、、、更に転換線(8395.55円)やボリンジャー・マイナス1σ(8386.84円)を
考えると8400円。ここは戻り売りが厳しくなるかな???
下値は心理的な価格8000円、、、、ここを下回ると7800円処、、、。相場が下落展開になると
日経平均株価よりTOPIXが意識される。TOPIXは2009年3月以来の698.46を既に視野に入れていると思われる。
一方で、日経平均株価は25MAからの乖離率は5.4%の水準であるため、テクニカルリバ
ウンドを狙いたくなる、、、。売り方の買い方の綱引きが鮮明となるかな???。
日経平均株価はボリンジャー・バンドの下方トレンドに沿った展開、、、短期的に売り方に
分があるということか、、、。
上値については、、、、8300円、8400円、8500円
下値については、、、、8000円、7800円、7500円。
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
■■■■■■■■■■■■
現物市場において(25日現在)
5MA(8272円)、25MA(8624円)、75MA(8716円)、200MA(9430円)。
基準線(8644円)、転換線(8395円)。
ボリンジャー・+2σ(9098円)。
ボリンジャー・+1σ(8861円)。
ボリンジャー・-1σ(8386円)。
ボリンジャー・-2σ(8149円)。
■■■■■■■■■■■■
【上値について】
8300円、8400円、8500円。
■■■■■■■■■■■■
【下値について】
8000円、7800円、7500円。
■■■■■■■■■■■■
【相場予想レンジ】
8000円から8400円(先物)、あるいは7800円から8200円(先物)。
海外株式市場(米国に限らず)、原油価格、為替動向に左右される展開であることに
変わりはない。
■■■■■■■■■■■■
【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
■■■■■■■■■■■■
【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
円安にトレンド転換するには米国経済の浮揚が大きな鍵を握っている。現状の米国経済
から考えれば、米国は「ドル安」を見て見ぬフリなのでは?????
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場に改善傾向の
兆しとその持続性が問われる。
「金利」は経済の体温であることを改めて実感させられる。「利上げ」が出来るという
オプションを持てる国と持てない国、、、ここが、今後の投資ポイントになるでしょう。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
■■■■■■■■■
今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
■■■■■■■■■
それでは、今週も頑張りましょう!
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29日(火)
10月雇用統計
9月米S&Pケースシラー住宅価格
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ユーロ圏財務相会合
30日(水)
10月鉱工業生産
11月独失業率・失業者数
11月ユーロ圏消費者物価
10月ユーロ圏失業率
11月米ADP雇用者数
10月米中古住宅販売成約指数
11月米シカゴ購買部協会景気指数
ブラジル中銀政策金利発表
米ベージュブック(地区連銀経済報告)
ドラギECB総裁、講演
EU財務相理事会
1日(木)
11月中国製造業PMI
米新規失業保険申請件数
11月米ISM製造業景況指数
11月米自動車販売
スペイン国債入札
フランス国債入札
ドラギECB総裁、講演
ファンロンパイEU大統領、講演
ロックハート・アトランタ連銀総裁、講演
ブラード・セントルイス連銀総裁、講演
2日(金)
法人企業統計調査
10月ユーロ圏生産者物価指数(10月)
11月米雇用統計
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今週は、、、、、、。
今週前半は欧州中心の政治的な日程や要人発言、欧州各国の国債入札に為替市場や
世界株式市場は一喜一憂、、、、週後半は米国経済指標が世界の資本市場に大きな影響を
与えると考えられます。
感謝祭明けの米国の消費動向に強さがなければ市場の関心は一気にネガティブ材料に
なりやすい。そして、その後の米国経済指標も予想を上回る内容であっても、市場の
負の要因を打ち消すことは厳しい状況になる可能性も十分にある。
日本株式市場に限らず、米国株式市場も出来高については低水準が続いている。これは
投資家のリスク回避姿勢が鮮明であることの表れでもある。
今後、株式市場が上昇するか下落するかは市場の最大関心事ではあるが、同時に市場参加
者や出来高に厚みが出ることが最も重要なことであるという認識を持つことですね。
介入やETF購入などの小手先の施策ではなく、日本経済の再構築のためを指針と行動を
政府が打ち出すことでしょう、、、、欧州問題の解決とは別物である。
話はやや逸れたが、、、、、今週の株式相場は欧州政治決断と米国経済指標の両面睨みで
下値模索か、、、、ただ、ダラダラとした相場展開になるかスピード感のある相場展開に
なるかは海外市場次第で日本株式市場が先駆することはないでしょうね。
期待出来るのは為替市場か!!!!先週末にかけてユーロ安・ドル高の動きに伴って
ドル円も底堅い、、、、日本国債格下げの思惑がドル円を上昇させている面もあるため市場
参加者は半身で構えるしかないが、今週の米国経済指標が予想を上回る内容が続き、欧州
懸念一服という背景でのドル円上昇であれば、株式市場は好感されるかな、、、、。
ただし、上値は限定的だが、、、、。
日経平均株価の25日終値は5MA(8272.62円、25日時点)を下回り、5MAは下降
トレンド継続中。5MAと25MA(8624.14円、25日時点)はD.C.。
チャート的には下降トレンドの継続ということになる。出来高は低水準のまま、ダラダラ
とした下落相場になっているためセリングクライマックスの域には遠く及ばない。
政府・日銀による為替介入やETF購入の実施と期待感が自然な相場形成を不能にして
しまう。現時点では何もしないことが将来の上昇相場には有効なのだが、、、、。
上値はマド上限値(8261.01円)と5MA、、、8300円処が反発地合いに転じた時の短期的な
上値か、、、、更に転換線(8395.55円)やボリンジャー・マイナス1σ(8386.84円)を
考えると8400円。ここは戻り売りが厳しくなるかな???
下値は心理的な価格8000円、、、、ここを下回ると7800円処、、、。相場が下落展開になると
日経平均株価よりTOPIXが意識される。TOPIXは2009年3月以来の698.46を既に視野に入れていると思われる。
一方で、日経平均株価は25MAからの乖離率は5.4%の水準であるため、テクニカルリバ
ウンドを狙いたくなる、、、。売り方の買い方の綱引きが鮮明となるかな???。
日経平均株価はボリンジャー・バンドの下方トレンドに沿った展開、、、短期的に売り方に
分があるということか、、、。
上値については、、、、8300円、8400円、8500円
下値については、、、、8000円、7800円、7500円。
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(25日現在)
5MA(8272円)、25MA(8624円)、75MA(8716円)、200MA(9430円)。
基準線(8644円)、転換線(8395円)。
ボリンジャー・+2σ(9098円)。
ボリンジャー・+1σ(8861円)。
ボリンジャー・-1σ(8386円)。
ボリンジャー・-2σ(8149円)。
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【上値について】
8300円、8400円、8500円。
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【下値について】
8000円、7800円、7500円。
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【相場予想レンジ】
8000円から8400円(先物)、あるいは7800円から8200円(先物)。
海外株式市場(米国に限らず)、原油価格、為替動向に左右される展開であることに
変わりはない。
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
円安にトレンド転換するには米国経済の浮揚が大きな鍵を握っている。現状の米国経済
から考えれば、米国は「ドル安」を見て見ぬフリなのでは?????
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場に改善傾向の
兆しとその持続性が問われる。
「金利」は経済の体温であることを改めて実感させられる。「利上げ」が出来るという
オプションを持てる国と持てない国、、、ここが、今後の投資ポイントになるでしょう。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も頑張りましょう!
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