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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

今週の展望(1月22日)

今週の展望(1月22日)

不測の事故が起こる可能性があることをご理解頂きますよう、お願い申し上げます。
『投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、自己責任の
原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。』

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【今週の主要な経済指標等】
23日(月)
中国・香港市場は旧正月のため休場(中国は27日まで、香港は25日まで)
豪生産者物価指数(第4四半期)
ユーロ圏財務相会合(S&PによるEFSF格下げへの対応を協議)
メルケル独首相、講演
国内企業決算:安川電機、JSR、ジャフコ

24日(火)
日銀政策金利発表・白川日銀総裁、会見
インド中銀政策金利発表
EU財務相理事会
キング英中銀総裁、講演
オバマ米大統領一般教書演説
国内企業決算:日本電産
米国企業決算:TI、J&J、AMD、ベライゾン、コーチ、マクドナルド、ヤフーインク

25日(水)
豪消費者物価指数(第4四半期)
1月独IFO景況感指数
英GDP・速報値(第4四半期)
英中銀議事録
12月米中古住宅販売成約指数
米FOMC政策金利発表、FOMCメンバー全員の政策金利予測も公表
NZ中銀政策金利発表
独30年物国債追加発行入札
世界経済フォーラム年次総会・ダボス会議
国内企業決算:ヤフー、ファナック、KOA、SMK、富士電機
米国企業決算:コノコ・フィリップス、ボーイング、コーニング、ゼロックス、
シマンテック、アボット

26日(木)
豪州市場休場(建国記念日)
韓国GDP・速報値(第4四半期)
12月米耐久財受注
12月米製造業受注
米新規失業保険申請件数(1月21日までの週)
12月米景気先行指数
12月シカゴ連銀全米活動指数
12月米新築住宅販売件数
国内企業決算:信越化学、サイバーエージェント、日立建機、NEC、任天堂、ヤフー
米国企業決算:キャタピラー、アムジェン、3M、スターバックス、シェブロン、ロキード、
ジュニパーネットワークス、アムジェン、テラダイン

27日(金)
日銀議事録(12月20日、21日分)
日本全国消費者物価指数(12月)
米実質GDP・速報値(第4四半期)
国内企業決算:新日鉄、日本電気硝子、アドバンテスト、NTTドコモ
米国企業:フォード・モーター、アマゾン、ベリサイン、P&G

上記の日米決算発表日は変更される可能性もありますので、ご注意ください。
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今週は、、、、、、。

先週の地合いを引き継ぎ、今週も戻りを試す展開か????
先週、発表された米国企業決算は大きな下方修正もなく堅調であったことや米国経済指標
の改善、更に欧州債務問題の懸念後退でユーロ安に歯止めが掛ったことを背景にして、
日経平均株価は、これまで何度もトライした75MAを突破した.
今週も、このトレンド変化が継続するかどうかは欧州債務問題の行方が大きなポイント。
更に、国内株式市場の出来高と売買代金が先週後半のボリュームを維持することが重要。
外国人投資家も3週連続買い越し、、、、日本株買いが鮮明になっている、、、「買い」の
内容は判断できないが、リスクテイクの動きは窺える。
しかしながら、短期急騰の局面であるためテクニカル的には調整がいつ起こっても不思議
ではない。下押し局面で市場参加者が再び増加するかどうか、、、、。


懸念の欧州問題、、、、、、、イベントを無難にこなしているが、決定的な問題解決の施策は
打たれていない。欧州動向に一喜一憂しなければならない事象は続くことは意識して
おかなければならない。ギリシャ債務削減交渉、、、、どうなりますか、、、、。
ユーロ圏財務相会合、EU財務相会議が予定されているが、要人発言には要注意。


米国株式市場は経済指標の改善傾向や堅調な企業決算を背景にNYダウが半年ぶりの
高値圏へ、、、、今週も企業決算、週末にかけて重要な経済指標が相次ぐ。加えて。FOMCが
24~25日にかけて開催される。国内外の経済状況について現状認識を再確認するという
ことで大きな波乱はないでしょう。


日本では23日から24日にかけて日銀金融政策決定会合が予定されている。白川総裁の
会見にサプライズを求めたいが、、、、それはないでしょうね、、、、だが、ひょっとして、、、。

国内株式市場は日経平均株価が9000円の大台回復に向けての地均しの展開になるか、
それとも一気呵成に大台を一旦回復するのか、、、押し目を拾った方がBETTERかな??
ただし、外部環境に再び大きな暗雲が立ち出来高や売買代金が落ち込めば、リスク回避の
展開になることは必至。
国内企業決算の下方修正含みはある程度織り込み済み、、、、悪材料出尽くしという動きに
なるためには、やはり欧州動向が大きな変動要因と考えておくしかないでしょう。
好決算が期待されている企業決算の思わぬ落ち込みは市場には若干マイナス、、、。


日経平均株価の5MA(8560.28円、20日時点)と25MA(8560.28円、20日時点)は
G.D.に転換し75MA(8570.89円、20日時点)も上回った。更に。25MA、75MAは
上昇トレンドに転換。
昨年12月7日高値(8729.81円)を抜けとことで11月25日安値(8135.79円)から
の逆三尊型の底入れ形成、、、、極端な下値不安は後退。
移動平均線は下値サポートラインとなる可能性が高まり、市場エネルギーも厚みを増して
きたことから相場の先高観は高まっている。
短期急騰であるため相場の過熱感も意識しなければならない。東証1部騰落レシオ(25MA)
は101.44%、過熱圏とされる120%は下回っているが、今後の相場展開に次第では要注意。
ボリンジャーバンドの観点からはボラティリティブレイクアウトの順張りパターンに入る
可能性、、、、、収斂から発散の動きか、、、、、トレンドに注目。
一目均衡表では、終値が「雲」領域から上抜け、遅行スパンは26日前の日足を上回り、
強含みの動きが鮮明、、、、。
上値は、9000円の心理的な節目、200MA(9115.15円、20日時点)、10月31日ザラ場
高値(9152.39円)が意識されるか????
下値は、今回空けたマド下限値(8668.94円)、75MA、心理的な支持線8500円でしょう。

上値については、、、、8900円、8950円、9150円。
下値については、、、、8600円、8500円。


留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。

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現物市場において(20日現在)
5MA(8560円)、25MA(8461円)、75MA(8570円)、200MA(9115円)。
基準線(8531円)、転換線(8571円)。
ボリンジャー・+2σ(8661円)。
ボリンジャー・+1σ(8561円)。
ボリンジャー・-1σ(8361円)。
ボリンジャー・-2σ(8261円)。


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【上値について】
8900円、8950円、9150円。
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【下値について】
8600円、8500円。
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【相場予想レンジ】
8620円から8950円(先物)、あるいは8520円から8900円(先物)。
ユーロ動向を中心に、海外株式市場(米国に限らず)原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。

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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。

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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
円安にトレンド転換するには米国経済の浮揚が大きな鍵を握っている。現状の米国経済
から考えれば、米国は「ドル安」を見て見ぬフリなのでは?????そして、今年は
米国大統領選挙、、、、、これは米国に限らず、、、政治の一年である。

中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。

米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場に改善傾向の
兆しとその持続性が問われる。

「金利」は経済の体温であることを改めて実感させられる。「利上げ」が出来るという
オプションを持てる国と持てない国、、、ここが、今後の投資ポイントになるでしょう。

ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。

大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。

日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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今後ともよろしくお願い申し上げます。

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