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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

今週の展望、、、、お知らせ(2月19日)

今週の展望、、、、お知らせ(2月19日)

お知らせ
今週の日々の配信についてですが、昨日のメルマガ配信にも記載しました通り、
義父の体調が急変し不慮の事態も考えられるため、配信が出来ない可能性もございます。
ご迷惑をお掛けすることになるかもしれませんが、ご理解の程、お願い申し上げます。

不測の事故が起こる可能性があることをご理解頂きますよう、お願い申し上げます。

『投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、自己責任の
原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。』

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【今週の主要な経済指標等】
20日(月)
1月貿易収支
米国、カナダ、インド、ブラジル市場休場
ユーロ圏財務相会合

21日(火)
2月ユーロ圏消費者信頼感指数
1月米シカゴ連銀全米活動指数
EU財務相理事会
ブラジル市場休場
米国企業決算:ウォルマート・ストアーズ、ホーム・デポ、クラフト・フーズ、デル

22日(水)
1月米中古住宅販売件数
2月ユーロ圏製造業・非製造業PMI
メルケル独首相、講演
米国企業決算:ヒューレット・パッカード

23日(木)
2月独IFO景況感指数
米新規失業保険申請件数(2月19日までの週)
米国企業決算:AIG
欧州企業決算:アリアンツ、クレディ・アグリコル、コメルツ銀行

24日(金)
独GDP・確報(第4四半期)
1月米新築住宅販売件数
米国企業決算:ギャップ、ニューモント・マイニング、JCペニー

25日(土)
G20財務相・中央銀行総裁会議(26日まで、メキシコ)

上記の欧米の決算発表日は変更される可能性もありますので、ご注意ください。
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今週は、、、、、、。

投資家のリスク許容度V.S.テクニカル過熱感、、、、といった局面か
今週も上昇志向が強い日本株式市場ということを再確認する可能性が強そうだ。
先週の日銀のデフレ脱却に向けた強いメッセージが日本株式相場を一変させた、、、、。
先週の「今週の展望」で『白川総裁から「金融緩和」についてどうコメントするか、、、
サプライズがあるかどうか、、。』と記載しましたが、まさか「物価上昇率」にまで言及する
とは、、、、十分評価されますね、、、、もう少し早く行動していればという思いはありますが、
FRBの「金融緩和」姿勢が日銀に大英断をさせたと捉えておく方が無難かな、、、。市場では
米国経済の回復が労働市場にも波及したことを示す内容が鮮明となっていたこともあり
為替市場は「ドル高・円安」基調になりつつあった市場に日銀のデフレ脱却姿勢鮮明化と
いう材料が円安に拍車を掛け株式市場を押し上げた。「円安が株高を呼び込んだのか、
株高が円安を呼び込んだのか」、、、、、、、、それは投資対象をどちらに主眼を置いているかで
感じ方に違いはあるでしょうが、、、、現時点でそこを考えても大きな意味はないでしょう。
この大きな流れに変化が起きない限り、株式相場の基調は上昇トレンドということですね。
東証1部売買代金が1.5兆円前後を維持していれば戻り売りは十分吸収できるでしょう。
何より投資家が先高期待から「売り惜しみ」と株価上昇で「買わざるリスク」が投資家
心理として働いているのではないか、、、、、。ある面でリスク許容度が大きくなっていると
考えられます。好需給が維持できている限り、株価の堅調さは続く???
今後は実体経済、、、つまり企業業績が好転していくことと政治が日本経済再生の整備を
するということがすべてでしょう。


一方で、流石にテクニカル的には調整してしかるべき局面ということ、、、。
日経平均株価が9300円の時も9000円の時も調整は極僅か、、、、悪材料出尽くしという
認識から「売り込む」向きもなく「外部環境」の不透明感にも市場は「慣れて?」しまい
価格調整もなく日柄調整があった程度、、、、結果的には相場は大きく上昇したが、、、、。
17日時点で騰落レシオ(25MA)は130.24%、、、明らかに過熱、、、、。そして、今回の上昇
で日経平均株価は1月16日安値(8352.23円)から2月17日高値(9435.03円)まで
値幅で1083円、1ヶ月間で13%上昇という状況、、、、25M(8871.47円、17日時点)との
乖離率は5.4%、、、、ここからも過熱感が読み取れる。また、日経平均の今期予想PERは
21倍、PBRは1倍超となってきた。市場には来期業績の大幅増益期待があるとはいえ、
現時点では割安感があると云うには無理がある。いつ調整があっても不思議ではない。
今週は過熱感の解消がいかにして行われるかということに注視したい。


欧州動向から目を離すことは出来ないが、イベントとしか映らなくなっている、、、。
ギリシャが無秩序なデフォルトに陥ったり、国内デモが過熱して無政府状態になるような
事態になれば波乱要因にはなるはあるだろうが、、、、。
また、今週のユーロ圏財務相会合ですべてが決定する訳でもないし、、、、3月1日のEU
首脳会議、1MF理事会の承認があって初めて支援が実施されるのだから、、、欧州問題が
ギリシャで終了する訳でもなく、他の欧州各国の財政・金融問題はまだまだ続く、、、
世界の金融市場はこの欧州問題と長~いお付き合いが必要でしょう。
安易に判断するつもりはないが、過度の警戒感はしない方針、、、、間違いかな???
米国は住宅関連の経済指標は注目したい、、、この経済指標に展望が見えれば米国経済は
より堅調なものになると云っても過言ではない。
中国は預金準備率を50bp引き下げ、、、金融緩和に舵を切った、、、アジア株式市場は好感
する材料が増えましたね、、、、。
引き続き、中東などの情勢も気懸り、、、イランが何をするか、、、不透明感はある、、、
有事が起こる可能性は低いでしょうが、起これば大波乱は必至か????頭の片隅に、、、、。
最近の日本の地震頻度が多いことは心理的にはマイナス、、、、これは日本にいる限り、付き
合わなければならない事象ですね。


日経平均株価の5MA(9186.77円、17日時点)と25MA(8871.47円、17日時点)は
G.C.を持続している。更に、5MA、25MA、75MA(8636.91円、17日時点)は上昇
トレンドも持続しているが、相場の過熱感を示す東証1部の騰落レシオ(25MA)は、
17日に130%、、、、過熱感の目安とされる120%を上回り、且つ25MAとの乖離率も5%超
ということで短期的な上昇ピッチから考えてもいつ調整があっても不思議では無い。
ただ、売買代金が1.5兆円前後と投資家の買い姿勢は強いため押し目も期待ほど作らず上昇
する可能性が強い、、、、売買代金が再び大きく減少したり円高への修正がないかぎり、市場
参加者のマインドは良好ということかな。
相場上昇のための健全な調整があるかどうか、、、、、、、それが将来の上昇にも繋がり相場の
持続性を確かなものにすると考えられる、、、。
一方で、一目均衡表やボリンジャー・バンドからは引き続き上昇志向が強いと考えられる。
ボリンジャーからは完全にボラティリティブレイクアウトが読み取れ、順バリ継続。


上値は一般的に考えれば心理的な節目でもある9500円でしょうが、ここを基準に日経平均
株価は上下500円程度のレンジと捉えておいた方が現時点では無難か。
上値は絶対的な価格である10000円、10250円。この10250円は完全なオーバーシュート
でしょうが、、、、、。
下値は、今回空けたマド下限値(9308.93円)なのか上昇中の5MA前後か、、、。更には
ボリンジャー1σ(9100.40円、17日時点)か200MA(9046.50円、17日時点)近辺か。
200MAは緩やかな下落になりつつある、、、将来的には横ばい、上昇トレンドに変化??

上値については、、、、10000円、10250円。
下値については、、、、9200円、9000円。


留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。

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現物市場において(17日現在)
5MA(9186円)、25MA(8871円)、75MA(8636円)、200MA(9046円)。
基準線(8893円)、転換線(9161円)。
ボリンジャー・+2σ(9329円)。
ボリンジャー・+1σ(9100円)。
ボリンジャー・-1σ(8642円)。
ボリンジャー・-2σ(8413円)。

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【上値について】
10000円、10250円
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【下値について】
9200円、9000円。
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【相場予想レンジ】
9100円から10000円(先物)、あるいは9300円から10000円(先物)。
ユーロ動向を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。

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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。

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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
円安にトレンド転換するには米国経済の浮揚が大きな鍵を握っている。現状の米国経済
から考えれば、米国は「ドル安」を見て見ぬフリなのでは?????そして、今年は
米国大統領選挙、、、、、これは米国に限らず、、、政治の一年である。

中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。

米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場に改善傾向の
兆しとその持続性が問われる。

「金利」は経済の体温であることを改めて実感させられる。「利上げ」が出来るという
オプションを持てる国と持てない国、、、ここが、今後の投資ポイントになるでしょう。

ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。

大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。

日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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今後ともよろしくお願い申し上げます。

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