
今週の展望(5月13日)
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【今週の主要な経済指標等】
13日(日)
ドイツ州議会選挙
14日(月)
3月ユーロ圏鉱工業生産
ユーロ圏財務相会合
イタリア国債入札
国内企業決算:大成建設、王子製紙、電通、太陽誘電、東京精密、大日本印刷、
住友不動産、スクウェア・エニックス
15日(火)
豪中銀議事録(5月1日分)
フランス実質GDP速報値(第1四半期)
ドイツGDP速報値(第1四半期)
ユーロ圏GDP速報値(第1四半期)
5月ドイツZEW景況感指数(5月)
4月米小売売上高・4月米消費者物価指数
5月米NY連銀製造業景気指数
オランド仏新大統領の就任宣言
独仏首脳会談
EU財務相会合
国内企業決算:鹿島、日本道路、日本製紙、日経金、三菱UFJ、三井住友F.G.
みずほF.G.、第一生命、T&D
米国企業決算:ホーム・デポ(0.633)
欧州企業決算:アリアンツ(2.86)
16日(水)
3月機械受注
4月ユーロ圏消費者物価指数
3月ユーロ圏貿易収支
4月米住宅建設・着工件数
4月米鉱工業生産・設備稼働率
米FOMC議事録(4月24日、25日分)
ブラード・セントルイス連銀総裁、講演
米国企業決算:ターゲット、JCペニー
17日(木)
日本実質GDP・1次速報値(第1四半期)
日本鉱工業生産・確報値(第1四半期)
米新規失業保険申請件数(5月12日までの週)
米フィラデルフィア連銀景況指数(5月)
米4月景気先行指標総合指数(23:00/0.1%)
スペイン国債入札
ブラード・セントルイス連銀総裁、講演
国内企業決算:ジャパンリアルエステート投資法人
米国企業決算:ウォルマート・ストアーズ,アプライド・マテリアつズ(1.039)
18日(金)
カナダ消費者物価指数(4月)
G8首脳会議(ワシントン郊外、19日まで)
米フェイスブックがナスダックに上場予定
国内企業決算:東京海上HLDS、ジャパンリアルエステート投資法人
米国企業決算:ギャップ(0.438)
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今週は、、、、、、
引き続き、軟調な展開でしょう、、、、外部環境に一喜一憂することになりそう???
欧州政治の不透明感は早期に払拭されるかどうか、、、、これが最大の関心事かな、、、。
欧州各国が「緊縮路線」から「成長路線」へ転換するかどうか、、、程度の差はあれ、その
機運が新政権の施策に現われるのか。更に政治動向に目配せをしながら、スペイン10年債
利回りは6%越えている状況、、、これが危険水域とされる7%ということになれば、危機が
いよいよ現実味を帯びることとなり、市場のリスク回避姿勢は一層強まることとなる。
米国では、JPモルガン問題、、、これが他の米国金融機関にまで疑念が拡大するのか、、。
また、JPモルガン自体がこれ以上の損失はないのか、違法性はないのか、、、、など調査が
行われ、その結果次第では金融規制強化の動きが出るのかどうか、、、このことは相場に
とっては良い面と悪い面の2つの側面がある。金融秩序の安定性とリスクテイクできる
投資家やリスク資産市場の規模の減少、、、、痛し痒しですね。規制はない方がいいのだが、、、。
為替市場ではユーロ動向が他通貨に影響を与える展開でしょう、、、ドル円の下落も問題
ですが、相場の主導権はユーロ、、、ここからは当面、目が離せない状況は仕方ないか、、。
懸念事項はMSCI問題、格付け機関の欧米銀行への対処、国内政治の脆弱さなどもリスク
資産からの「回避」や「売り」要因であることは頭の片隅に!
世界の株式市場が欧州動向の影響を受け易い状況は続くが、中国の金融緩和(預金準備率
を0.5%引き下げ)に動いたことは世界景気の下支えになるでしょう。国内の株式市場も
配当利回りで4%という株式が多数散見され、個別物色の動きが相場全体に繋がる可能性も
あるかな????また、18日に予定されている米国フェイスブックのNASDAQへの上場、、、
時価総額は約1000億ドル規模ということで市場へのカンフル剤となる可能性もある。
注目したいイベントですね。
米国経済指標は大きな期待は出来ないが、直近の株価の下落で「ある程度織り込み」済み
と考えています。悲観される内容でなければNY株式市場の下落は限定的かな???
むしろ、下値固めの機会到来か、、、、、それを受けた日本株式市場も徐々に落ち着くと
受け止めたいのですが、、、、、日本経済の成長戦略が見えない状況下では前途は厳しいと
考えています、、、短期は反発の芽もあるが、中長期では様々な諸事情が大きな壁でしょう。
国内企業の決算は良好だが、市場予想(一部の強気派)が高過ぎるため、市場予想から
下方された内容であれば株価は「売り」という構図が続くのは仕方がない。企業の想定
している為替レートと現状あるいは将来の為替レートとの乖離が、個別企業の株価に
大きな影響を与えるでしょう、、、更には国内・世界景気に行方、、やはり展望が拓け難い?
配当利回りでは「買い」でも「買い上がる」には国内外の景気動向が大きなポイント。
テクニカル的には日経平均株価は心理的な節目9000円を割り込み調整色が強まっているが、
東証1部(25MA)の騰落レシオは66.54%、25MA(9457.13円、11日時点)との乖離
率はマイナス5.3%という状況は、いつ株式市場が反発しても不思議ではない。ただし、
自律反発の域は出ないでしょう。
5MA(9061.76円、同)と25MAはD.C.継続中、なお且つ、今後の展開によっては200MA
(9048.44円、同)を5MAが下回る可能性も、、、、。やはり調整期間の長期化は否めないか、、、、
市場エネルギーは高まらず、、、、出来高・売買代金は低迷したまま、、、。
ボリンジャーバンドからは引き続き、相場の下方トレンドを示している。一目均衡表では、
終値が「雲」領域(9490.24円―10004.69円)を大きく下回っており、相場の先行きの
厳しさは変わらない。
今週についても、相場レンジは多岐に亘って想定する必要があるでしょう。特に下値は、、、。
妥当な処は9000円を挟んで上下200円の値幅か、、、、、、、、、
下値は、8800円、8600円、8400円近辺まで想定する必要があるかな、、、、。
上値は9100円、9200円、9400円
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(11日現在)
5MA(9061円)、25MA(9457円)、75MA(9504円)、200MA(9048円)。
基準線(9514円)、転換線(9318円)。
ボリンジャー・+2σ(9917円)。
ボリンジャー・+1σ(9687円)。
ボリンジャー・-1σ(9227円)。
ボリンジャー・-2σ(8997円)。
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【上値について】
9100円、9200円、9400円。
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【下値について】
8800円、8600円、8400円。
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【相場予想レンジ】
8800円から9000円(先物)、あるいは8600円から9100円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
■■■■■■■■■■■■
【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
2012年2月14日から円安トレンドが鮮明になりつつあるが、これまでドル安を享受した
米国経済がどこまで「ドル高」を容認するか、、、、「原油高」も米国消費には足枷になる
ことは間違いない、、、、今年は米国大統領選挙、、、、、これは米国に限らず、、、政治要因が
経済に影響を与えやすい一年である。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場には改善傾向が
見えているが、米国当局は手放しで喜べる状況にはあらず、不確実性は依然として高い。
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。
世界的な金融緩和がリスク資産市場を押し上げているが、将来、原油高が引き起こす
インフレ懸念も念頭に入れる必要がある、、、、インフレ抑制のために「金融緩和」から
「金利引き上げ」という動きが出れば、株式市場に波乱か、、、、これは長期的な事象だと
思いますが、、、、頭の片隅には置いておく必要がある。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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【今週の主要な経済指標等】
13日(日)
ドイツ州議会選挙
14日(月)
3月ユーロ圏鉱工業生産
ユーロ圏財務相会合
イタリア国債入札
国内企業決算:大成建設、王子製紙、電通、太陽誘電、東京精密、大日本印刷、
住友不動産、スクウェア・エニックス
15日(火)
豪中銀議事録(5月1日分)
フランス実質GDP速報値(第1四半期)
ドイツGDP速報値(第1四半期)
ユーロ圏GDP速報値(第1四半期)
5月ドイツZEW景況感指数(5月)
4月米小売売上高・4月米消費者物価指数
5月米NY連銀製造業景気指数
オランド仏新大統領の就任宣言
独仏首脳会談
EU財務相会合
国内企業決算:鹿島、日本道路、日本製紙、日経金、三菱UFJ、三井住友F.G.
みずほF.G.、第一生命、T&D
米国企業決算:ホーム・デポ(0.633)
欧州企業決算:アリアンツ(2.86)
16日(水)
3月機械受注
4月ユーロ圏消費者物価指数
3月ユーロ圏貿易収支
4月米住宅建設・着工件数
4月米鉱工業生産・設備稼働率
米FOMC議事録(4月24日、25日分)
ブラード・セントルイス連銀総裁、講演
米国企業決算:ターゲット、JCペニー
17日(木)
日本実質GDP・1次速報値(第1四半期)
日本鉱工業生産・確報値(第1四半期)
米新規失業保険申請件数(5月12日までの週)
米フィラデルフィア連銀景況指数(5月)
米4月景気先行指標総合指数(23:00/0.1%)
スペイン国債入札
ブラード・セントルイス連銀総裁、講演
国内企業決算:ジャパンリアルエステート投資法人
米国企業決算:ウォルマート・ストアーズ,アプライド・マテリアつズ(1.039)
18日(金)
カナダ消費者物価指数(4月)
G8首脳会議(ワシントン郊外、19日まで)
米フェイスブックがナスダックに上場予定
国内企業決算:東京海上HLDS、ジャパンリアルエステート投資法人
米国企業決算:ギャップ(0.438)
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今週は、、、、、、
引き続き、軟調な展開でしょう、、、、外部環境に一喜一憂することになりそう???
欧州政治の不透明感は早期に払拭されるかどうか、、、、これが最大の関心事かな、、、。
欧州各国が「緊縮路線」から「成長路線」へ転換するかどうか、、、程度の差はあれ、その
機運が新政権の施策に現われるのか。更に政治動向に目配せをしながら、スペイン10年債
利回りは6%越えている状況、、、これが危険水域とされる7%ということになれば、危機が
いよいよ現実味を帯びることとなり、市場のリスク回避姿勢は一層強まることとなる。
米国では、JPモルガン問題、、、これが他の米国金融機関にまで疑念が拡大するのか、、。
また、JPモルガン自体がこれ以上の損失はないのか、違法性はないのか、、、、など調査が
行われ、その結果次第では金融規制強化の動きが出るのかどうか、、、このことは相場に
とっては良い面と悪い面の2つの側面がある。金融秩序の安定性とリスクテイクできる
投資家やリスク資産市場の規模の減少、、、、痛し痒しですね。規制はない方がいいのだが、、、。
為替市場ではユーロ動向が他通貨に影響を与える展開でしょう、、、ドル円の下落も問題
ですが、相場の主導権はユーロ、、、ここからは当面、目が離せない状況は仕方ないか、、。
懸念事項はMSCI問題、格付け機関の欧米銀行への対処、国内政治の脆弱さなどもリスク
資産からの「回避」や「売り」要因であることは頭の片隅に!
世界の株式市場が欧州動向の影響を受け易い状況は続くが、中国の金融緩和(預金準備率
を0.5%引き下げ)に動いたことは世界景気の下支えになるでしょう。国内の株式市場も
配当利回りで4%という株式が多数散見され、個別物色の動きが相場全体に繋がる可能性も
あるかな????また、18日に予定されている米国フェイスブックのNASDAQへの上場、、、
時価総額は約1000億ドル規模ということで市場へのカンフル剤となる可能性もある。
注目したいイベントですね。
米国経済指標は大きな期待は出来ないが、直近の株価の下落で「ある程度織り込み」済み
と考えています。悲観される内容でなければNY株式市場の下落は限定的かな???
むしろ、下値固めの機会到来か、、、、、それを受けた日本株式市場も徐々に落ち着くと
受け止めたいのですが、、、、、日本経済の成長戦略が見えない状況下では前途は厳しいと
考えています、、、短期は反発の芽もあるが、中長期では様々な諸事情が大きな壁でしょう。
国内企業の決算は良好だが、市場予想(一部の強気派)が高過ぎるため、市場予想から
下方された内容であれば株価は「売り」という構図が続くのは仕方がない。企業の想定
している為替レートと現状あるいは将来の為替レートとの乖離が、個別企業の株価に
大きな影響を与えるでしょう、、、更には国内・世界景気に行方、、やはり展望が拓け難い?
配当利回りでは「買い」でも「買い上がる」には国内外の景気動向が大きなポイント。
テクニカル的には日経平均株価は心理的な節目9000円を割り込み調整色が強まっているが、
東証1部(25MA)の騰落レシオは66.54%、25MA(9457.13円、11日時点)との乖離
率はマイナス5.3%という状況は、いつ株式市場が反発しても不思議ではない。ただし、
自律反発の域は出ないでしょう。
5MA(9061.76円、同)と25MAはD.C.継続中、なお且つ、今後の展開によっては200MA
(9048.44円、同)を5MAが下回る可能性も、、、、。やはり調整期間の長期化は否めないか、、、、
市場エネルギーは高まらず、、、、出来高・売買代金は低迷したまま、、、。
ボリンジャーバンドからは引き続き、相場の下方トレンドを示している。一目均衡表では、
終値が「雲」領域(9490.24円―10004.69円)を大きく下回っており、相場の先行きの
厳しさは変わらない。
今週についても、相場レンジは多岐に亘って想定する必要があるでしょう。特に下値は、、、。
妥当な処は9000円を挟んで上下200円の値幅か、、、、、、、、、
下値は、8800円、8600円、8400円近辺まで想定する必要があるかな、、、、。
上値は9100円、9200円、9400円
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(11日現在)
5MA(9061円)、25MA(9457円)、75MA(9504円)、200MA(9048円)。
基準線(9514円)、転換線(9318円)。
ボリンジャー・+2σ(9917円)。
ボリンジャー・+1σ(9687円)。
ボリンジャー・-1σ(9227円)。
ボリンジャー・-2σ(8997円)。
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【上値について】
9100円、9200円、9400円。
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【下値について】
8800円、8600円、8400円。
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【相場予想レンジ】
8800円から9000円(先物)、あるいは8600円から9100円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
2012年2月14日から円安トレンドが鮮明になりつつあるが、これまでドル安を享受した
米国経済がどこまで「ドル高」を容認するか、、、、「原油高」も米国消費には足枷になる
ことは間違いない、、、、今年は米国大統領選挙、、、、、これは米国に限らず、、、政治要因が
経済に影響を与えやすい一年である。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場には改善傾向が
見えているが、米国当局は手放しで喜べる状況にはあらず、不確実性は依然として高い。
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。
世界的な金融緩和がリスク資産市場を押し上げているが、将来、原油高が引き起こす
インフレ懸念も念頭に入れる必要がある、、、、インフレ抑制のために「金融緩和」から
「金利引き上げ」という動きが出れば、株式市場に波乱か、、、、これは長期的な事象だと
思いますが、、、、頭の片隅には置いておく必要がある。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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