
今週の展望(5月27日)
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【今週の主要な経済指標等】
28日(月)
米国市場は休場(メモリアルデー)
日銀議事録(4月27日分)
29日(火)
4月雇用統計
5月独消費者物価
イタリア国債入札
3月米S&Pケースシラー住宅価格
5月米コンファレンスボード消費者信頼感指数
30日(水)
4月豪小売売上高
5月ユーロ圏消費者信頼・業況判断指数
4月米中古住宅販売成約指数
ブラジル中銀政策金利発表
ドラギECB総裁、講演
31日(木)
4月鉱工業生産
5月ドイツ失業率・失業者数
5月ユーロ圏消費者物価指数
5月米ADP雇用者数
米5月シカゴ購買部協会景気指数
米GDP改定値(第1四半期)
米新規失業保険申請件数(5月26日までの週)
モンティ伊首相、講演
1日(金)
1-3月法人企業統計
5月中国製造業PMI
4月ユーロ圏失業率
4月米個人所得・消費支出
4月米雇用統計
5月米ISM製造業景況指数
4月米建設支出
5月米新車販売台数
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今週は、、、、、、
欧州動向の不透明感が払拭されない中で、日本株式市場は割安感だけが頼みの綱、、、、。
リバウンド期待はあるが、短期的な動きで「買い」の主体は買い戻しが中心でしょう。
割安感・売られ過ぎという指標面では、この2ヶ月間で日経平均株価は1500円超下落、
騰落レシオ(25MA)は69.54%、東証1部の今期予想PERは11倍、PBRは0.9倍と
いう現状である。これに注目すれば株式相場は「買い」というスタンスが正解だが、
日本株式市場のメインプレイヤーである外国人投資家の売り越し基調が相場の上値を
抑え、投資家マインドは盛り上がりに欠ける。
やはり、根本的な問題である欧州懸念が解決するか、あるいは、解決の道筋が見えて
来ないと相場の本格的な回復は難しいでしょう。更に、米国経済は悪いわけではないが、
超緩慢な経済回復という状態。中国や新興国も同様で、大きなリセッションに陥ることは
ないでしょうが、一時の勢いはない。世界景気の影響を受け易い日本経済、それを反映し
ている日本株式市場が自律的に反発するための材料には限りがある。そのため、相場の
方向感は出難く神経質な展開と捉えておくしかないかな、、、。
ただ、欧州の懸念の高まりや米国経済指標に経済の弱含みを示す内容が出てくれば、欧米
株式市場は調整を余儀なくされるのは必至で、日本株式市場も厳しい局面へ?既に、TOPIX
は年初来安値を更新しており、日経平均株価は1月に付けた年初来安値(終値ベース
8378.36円、ザラ場ベース8349.33円)を意識させられるか、、、、下落スピードや勢いにも
依るが、昨年11月安値(8135.79円)や大台の8000円まで調整色を強める可能性もある。
引き続き、注目されるのは欧州市場の動向ということになる。ギリシャがユーロ圏から
離脱するかどうかは6月17日の選挙結果とその後の内閣次第。欧州各国は最悪の事態を
想定して対処し始めているとも考えられ、神経質な相場展開になるのは否めない。将来、
それが現実となり、その結果どのような事態が起こり、その後の世界経済がどのような
事態を招くか誰も想定できない、、、、。これは、金額の問題ではなく政治の問題という側面
を内包しているから、、、、。
リーマンショックはどこまで損失が膨らむか分からないという問題あったが、米国が決断
すれば解決の方向は見出せる、時間は必要だが、米国には絶対的な経済力がある。しかし、
ギリシャ問題は政治が絡んでおり、ギリシャに米国のような経済力があるわけではない。
このことは、過去のメルマガ「今週の展望」でも指摘している。ギリシャ問題は6月17日
を通過しないことには判断しようがない。今日のトレンドが明日のトレンドと考えないで
投資行動を起こすしかないでしょう。
寧ろ、足元の欧州についてはスペインに火種があると考え、注視した方がBETTER。
スペイン国債(10年物)利回りは6%を超えている現状では、不可抗力的な動きで7%と
いう事態を招く可能性もある、また、S&Pは週末、スペイン銀行5行の格下げを行った。
世界中の投資家はリスク回避の行動を取っているが、これは已むを得ないでしょう。何故
ならば現状のリスクを解消させるための術を容易に見出せない。
付け加えておきますが、今週半ばにはギリシャの銀行の決算発表が予定されている。織り
込み要因かもしれないが、今週は今まで以上に、欧州情勢に注意を払うべきでしょう、、、。
米国で注目すべきはADP雇用統計も含めて週末に発表される5月の雇用統計、、、。前回、
前々回の雇用統計発表時は市場予想を下回る内容となり、現状の調整相場のきっかけと
なったと云っても過言ではないだけに注目度は高い。
テクニカル面では底入れ感は感覚的には無きにしも非ずだが、投資家マインドが冷え込み、
5MA(8612.71円、25日時点)、と25MA(9109.53円、同)はD.C.継続中で、5MAが
相場の上値を完全に抑え込んでいる相場環境では、下値模索と考えておくしかない。
200MA(8985.13円、同)をはじめ各移動平均線は下降トレンドに変化はない。
依然として、ボリンジャー、一目均衡表から考えると下方トレンドの強さは明確であり
相場の厳しさに抗うことは出来ない。
短期的なリバウンドの可能性は十分にあるが、外部環境の好転が伴わなければ、絶好の
売り場を提供するだけに終わりそう????
上値は、5MA、17日と18日に空けたマドやオプション権利行使価格からすれば8750円、
更に200MAなどからすれば9000円ということになるかな。
下値は、終値ベースで8500円を割っていない日経平均株価は下値抵抗力はあるが、割れる
ような事態になれば、オプション権利行使価格8250円、昨年11月安値8100円前後、
大台の8000円が意識される。
先週は8500円から8750円のレンジ、、、、今週もこのレンジ???それとも8250円から
8500円のレンジとなるのか、、、。
8800円前後から割安感は強くなっており「買い」スタンスだと思うが、外部環境の重苦
しい霧は晴れないまま、、、寧ろ濃くなるばかり。相場には距離感を持って臨んでいた方が
無難かな、、、、、消極的かもしれないが、、、、。
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(25日現在)
5MA(8612円)、25MA(9109円)、75MA(9488円)、200MA(8985円)。
基準線(9094円)、転換線(8713円)。
ボリンジャー・+2σ(9876円)。
ボリンジャー・+1σ(9492円)。
ボリンジャー・-1σ(8726円)。
ボリンジャー・-2σ(8342円)。
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【上値について】
8750円、8900円、9000円。
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【下値について】
8250円、8100円、8000円。
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【相場予想レンジ】
8250円から8700円(先物)、あるいは8000円から8550円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
■■■■■■■■■■■■
【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
■■■■■■■■■■■■
【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
2012年2月14日から円安トレンドが鮮明になりつつあるが、これまでドル安を享受した
米国経済がどこまで「ドル高」を容認するか、、、、「原油高」も米国消費には足枷になる
ことは間違いない、、、、今年は米国大統領選挙、、、、、これは米国に限らず、、、政治要因が
経済に影響を与えやすい一年である。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場には改善傾向が
見えているが、米国当局は手放しで喜べる状況にはあらず、不確実性は依然として高い。
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。
世界的な金融緩和がリスク資産市場を押し上げているが、将来、原油高が引き起こす
インフレ懸念も念頭に入れる必要がある、、、、インフレ抑制のために「金融緩和」から
「金利引き上げ」という動きが出れば、株式市場に波乱か、、、、これは長期的な事象だと
思いますが、、、、頭の片隅には置いておく必要がある。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
■■■■■■■■■
今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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【今週の主要な経済指標等】
28日(月)
米国市場は休場(メモリアルデー)
日銀議事録(4月27日分)
29日(火)
4月雇用統計
5月独消費者物価
イタリア国債入札
3月米S&Pケースシラー住宅価格
5月米コンファレンスボード消費者信頼感指数
30日(水)
4月豪小売売上高
5月ユーロ圏消費者信頼・業況判断指数
4月米中古住宅販売成約指数
ブラジル中銀政策金利発表
ドラギECB総裁、講演
31日(木)
4月鉱工業生産
5月ドイツ失業率・失業者数
5月ユーロ圏消費者物価指数
5月米ADP雇用者数
米5月シカゴ購買部協会景気指数
米GDP改定値(第1四半期)
米新規失業保険申請件数(5月26日までの週)
モンティ伊首相、講演
1日(金)
1-3月法人企業統計
5月中国製造業PMI
4月ユーロ圏失業率
4月米個人所得・消費支出
4月米雇用統計
5月米ISM製造業景況指数
4月米建設支出
5月米新車販売台数
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今週は、、、、、、
欧州動向の不透明感が払拭されない中で、日本株式市場は割安感だけが頼みの綱、、、、。
リバウンド期待はあるが、短期的な動きで「買い」の主体は買い戻しが中心でしょう。
割安感・売られ過ぎという指標面では、この2ヶ月間で日経平均株価は1500円超下落、
騰落レシオ(25MA)は69.54%、東証1部の今期予想PERは11倍、PBRは0.9倍と
いう現状である。これに注目すれば株式相場は「買い」というスタンスが正解だが、
日本株式市場のメインプレイヤーである外国人投資家の売り越し基調が相場の上値を
抑え、投資家マインドは盛り上がりに欠ける。
やはり、根本的な問題である欧州懸念が解決するか、あるいは、解決の道筋が見えて
来ないと相場の本格的な回復は難しいでしょう。更に、米国経済は悪いわけではないが、
超緩慢な経済回復という状態。中国や新興国も同様で、大きなリセッションに陥ることは
ないでしょうが、一時の勢いはない。世界景気の影響を受け易い日本経済、それを反映し
ている日本株式市場が自律的に反発するための材料には限りがある。そのため、相場の
方向感は出難く神経質な展開と捉えておくしかないかな、、、。
ただ、欧州の懸念の高まりや米国経済指標に経済の弱含みを示す内容が出てくれば、欧米
株式市場は調整を余儀なくされるのは必至で、日本株式市場も厳しい局面へ?既に、TOPIX
は年初来安値を更新しており、日経平均株価は1月に付けた年初来安値(終値ベース
8378.36円、ザラ場ベース8349.33円)を意識させられるか、、、、下落スピードや勢いにも
依るが、昨年11月安値(8135.79円)や大台の8000円まで調整色を強める可能性もある。
引き続き、注目されるのは欧州市場の動向ということになる。ギリシャがユーロ圏から
離脱するかどうかは6月17日の選挙結果とその後の内閣次第。欧州各国は最悪の事態を
想定して対処し始めているとも考えられ、神経質な相場展開になるのは否めない。将来、
それが現実となり、その結果どのような事態が起こり、その後の世界経済がどのような
事態を招くか誰も想定できない、、、、。これは、金額の問題ではなく政治の問題という側面
を内包しているから、、、、。
リーマンショックはどこまで損失が膨らむか分からないという問題あったが、米国が決断
すれば解決の方向は見出せる、時間は必要だが、米国には絶対的な経済力がある。しかし、
ギリシャ問題は政治が絡んでおり、ギリシャに米国のような経済力があるわけではない。
このことは、過去のメルマガ「今週の展望」でも指摘している。ギリシャ問題は6月17日
を通過しないことには判断しようがない。今日のトレンドが明日のトレンドと考えないで
投資行動を起こすしかないでしょう。
寧ろ、足元の欧州についてはスペインに火種があると考え、注視した方がBETTER。
スペイン国債(10年物)利回りは6%を超えている現状では、不可抗力的な動きで7%と
いう事態を招く可能性もある、また、S&Pは週末、スペイン銀行5行の格下げを行った。
世界中の投資家はリスク回避の行動を取っているが、これは已むを得ないでしょう。何故
ならば現状のリスクを解消させるための術を容易に見出せない。
付け加えておきますが、今週半ばにはギリシャの銀行の決算発表が予定されている。織り
込み要因かもしれないが、今週は今まで以上に、欧州情勢に注意を払うべきでしょう、、、。
米国で注目すべきはADP雇用統計も含めて週末に発表される5月の雇用統計、、、。前回、
前々回の雇用統計発表時は市場予想を下回る内容となり、現状の調整相場のきっかけと
なったと云っても過言ではないだけに注目度は高い。
テクニカル面では底入れ感は感覚的には無きにしも非ずだが、投資家マインドが冷え込み、
5MA(8612.71円、25日時点)、と25MA(9109.53円、同)はD.C.継続中で、5MAが
相場の上値を完全に抑え込んでいる相場環境では、下値模索と考えておくしかない。
200MA(8985.13円、同)をはじめ各移動平均線は下降トレンドに変化はない。
依然として、ボリンジャー、一目均衡表から考えると下方トレンドの強さは明確であり
相場の厳しさに抗うことは出来ない。
短期的なリバウンドの可能性は十分にあるが、外部環境の好転が伴わなければ、絶好の
売り場を提供するだけに終わりそう????
上値は、5MA、17日と18日に空けたマドやオプション権利行使価格からすれば8750円、
更に200MAなどからすれば9000円ということになるかな。
下値は、終値ベースで8500円を割っていない日経平均株価は下値抵抗力はあるが、割れる
ような事態になれば、オプション権利行使価格8250円、昨年11月安値8100円前後、
大台の8000円が意識される。
先週は8500円から8750円のレンジ、、、、今週もこのレンジ???それとも8250円から
8500円のレンジとなるのか、、、。
8800円前後から割安感は強くなっており「買い」スタンスだと思うが、外部環境の重苦
しい霧は晴れないまま、、、寧ろ濃くなるばかり。相場には距離感を持って臨んでいた方が
無難かな、、、、、消極的かもしれないが、、、、。
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(25日現在)
5MA(8612円)、25MA(9109円)、75MA(9488円)、200MA(8985円)。
基準線(9094円)、転換線(8713円)。
ボリンジャー・+2σ(9876円)。
ボリンジャー・+1σ(9492円)。
ボリンジャー・-1σ(8726円)。
ボリンジャー・-2σ(8342円)。
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【上値について】
8750円、8900円、9000円。
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【下値について】
8250円、8100円、8000円。
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【相場予想レンジ】
8250円から8700円(先物)、あるいは8000円から8550円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
2012年2月14日から円安トレンドが鮮明になりつつあるが、これまでドル安を享受した
米国経済がどこまで「ドル高」を容認するか、、、、「原油高」も米国消費には足枷になる
ことは間違いない、、、、今年は米国大統領選挙、、、、、これは米国に限らず、、、政治要因が
経済に影響を与えやすい一年である。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場には改善傾向が
見えているが、米国当局は手放しで喜べる状況にはあらず、不確実性は依然として高い。
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。
世界的な金融緩和がリスク資産市場を押し上げているが、将来、原油高が引き起こす
インフレ懸念も念頭に入れる必要がある、、、、インフレ抑制のために「金融緩和」から
「金利引き上げ」という動きが出れば、株式市場に波乱か、、、、これは長期的な事象だと
思いますが、、、、頭の片隅には置いておく必要がある。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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