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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

今週の展望(7月22日)

今週の展望(7月22日)

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【今週の主要な経済指標等】
23日(月)
豪生産者物価指数(第2四半期)
6月米シカゴ連銀全米活動指数
EU外相理事会
国内企業決算:JSR、カゴメ、
米国企業決算:ハリバートン、マクドナルド 

24日(火)
7月中国HSBC製造業PMI速報値
国内企業決算:日本電産、芝浦メカトロニクス
米国企業決算:テキサス・インスツルメンツ、アップル、AT&T、ロッキード

25日(水)
6月貿易収支
豪消費者物価指数(第2四半期)
英GDP速報値(第2四半期)
6月米新築住宅販売件数
国内企業決算:花王、ヤフー、日立建機、ファナック、任天堂、KDDI、オリックス
米国企業決算:モトローラ、ペプシコ、ボーイング、キャタピラー、フォード、

26日(木)
白川日銀総裁、講演
米新規失業保険申請件数(7月21日までの週)
国内企業決算:信越化学、JFE、アドバンテスト、日産自、野村HLDS
米国企業決算:エクソンモービル、アマゾン・ドット・コム、3M、アムジェン
スターバックス、ダウ・ケミカル、シマンテック、フェイスブック

27日(金)
7月米ミシガン大学消費者信頼感指数
米GDP速報値(第2四半期)
ロンドン五輪開幕(8月12日閉幕)
国内企業決算:富士フィルム、富士通う、フォスター電機、新光電工、NTTドコモ
米国企業決算:シェブロン、メルク、ニューモント・マイニング、D.R.ホートン

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今週は、、、、、、

米国企業決算は本格化する中、国内企業決算がスタート、、、、、欧州懸念が再燃し
円高進行に投資家は二の足を踏む?????
為替市場動向が株式相場に大きなインパクト与えやすい相場展開でしょう。国内企業は
4-6月期決算については保守的な見通しが多く、これを批判する証券会社は多かったが、
結果的には最近の世界経済の減速や円高進行を考慮すれば企業側の見通しが正しかったと
いうこと、、、、しかしながら、実体は更に下方修正されるのでは、、、、、。株価は織り込み
済みと捉えるのは厳しいかな??????

先々週の日中のメルマガでLIBOR問題に若干触れたが、先週半ばから市場に暗い影を
落としている模様、、、、ただでさえ、金融株は欧州問題やJPモルガンの巨額損失問題で
神経質になっていただけに容易に解決策が見つからない問題を背負い込んだ。金利という
金融業務の根幹に関わるものだけに根が深いと考えておくしかないでしょう。
外部環境に一喜一憂しながら、国内企業決算に反応するという個別株物色の展開でしょう。
全体への波及は難しいかな、、、、出来高・売買代金の低迷を打破する何かが必要、、、、。
そして、市場参加者が増えるかどうか、、、、、。


日経平均は上値抵抗ラインとして意識される25MA(8824.10円、20日時点)を突破する
かどうかが大きなポイントでしょう。
東証1部の騰落レシオ(25MA)は100.80%と9日につけた直近ピーク(136.96%)から
低下しているだけに今週の前半で目先の日柄調整が終了する可能性もある。
ここでのポイントは再三指摘するが、市場の出来高・売買代金ということ、、、、。
ボリンジャー、一目均衡表から考えると相場は非常に微妙な位置、、、、要注意。
下値は心理的な節目の8500円、オプション権利行使格8250円。この下値については
心理的節目である8500円を割れると下落スピードと値幅が加速する可能性も、、、。
上値は5MA(8734.26円、同)、25MAが意識されるか、、、、、。

留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。

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現物市場において(20日現在)
5MA(8734円)、25MA(8824円)、75MA(8984円)、200MA(8958円)。
基準線(8828円)、転換線(8814円)。
ボリンジャー・+2σ(9120円)。
ボリンジャー・+1σ(8972円)。
ボリンジャー・-1σ(8675円)。
ボリンジャー・-2σ(8527円)。

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【上値について】
8700円、8800円。
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【下値について】
8500円、8300円、8200円
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【相場予想レンジ】
8400円から8800円(先物)、あるいは8300円から8600円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。

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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。

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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
2012年2月14日から円安トレンドが鮮明になりつつあるが、これまでドル安を享受した
米国経済がどこまで「ドル高」を容認するか、、、、「原油高」も米国消費には足枷になる
ことは間違いない、、、、今年は米国大統領選挙、、、、、これは米国に限らず、、、政治要因が
経済に影響を与えやすい一年である。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場には改善傾向が
見えているが、米国当局は手放しで喜べる状況にはあらず、不確実性は依然として高い。

中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。

世界的な金融緩和がリスク資産市場を押し上げているが、将来、原油高が引き起こす
インフレ懸念も念頭に入れる必要がある、、、、インフレ抑制のために「金融緩和」から
「金利引き上げ」という動きが出れば、株式市場に波乱か、、、、これは長期的な事象だと
思いますが、、、、頭の片隅には置いておく必要がある。

ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。

大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。

日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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