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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

今週の展望(11月18日)

今週の展望(11月18日)

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【今週の主要な経済指標等】
19日(月)
日銀政策決定会合(~20日)
10月米中古住宅販売件数

20日(火)
日銀金融政策決定会合、白川日銀総裁の記者会見
豪中銀議事録
10月米住宅着工・建設許可件数
東アジアサミット
ユーロ圏財務相会合、ギリシャに対する支援融資の再協議
バーナンキFRB議長、講演
米国企業決算:ヒューレット・パッカード、ベストバイ

21日(水)
10月貿易収支
米新規失業保険申請件数(11月17日までの週)
米11月ミシガン大学消費者信頼感指数
米10月CB景気先行指数

22日(木)
米国市場は休場(サンクスギビングデー)
EU首脳会議(~23日)

23日(金)
日本は祝日で休場(勤労感謝の日)
独11月IFO景況感指数
ドイツGDP確報(第3四半期)
米債券市場は短縮取引
米ブラック・フライデー
25日(日)
スペイン地方選挙

※予定は変更されることがあります。
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今週は、、、、、、

先週の「解散・総選挙」が円安・株高の相場を演出したが、これが今週も相場のサポート
として大きな影響を与えると考えるのが妥当かな???
国内外の政治動向が株価材料となり易い相場環境でしょう、、、、、。

米国の財政問題は総論賛成でしょうが、各論においては紆余曲折すると考えておいた方が
BETTERでしょう、、、、。
欧州のギリシャ問題は20日に財務相会合、22日に首脳会談が予定され、ギリシャ支援が
再協議される。支援実施は行われるでしょうが、玉虫色か、、、、結論が出るまではリスクと
して意識されやすい状況でしょう、、、、不透明かつ懸念はあるなぁという印象がある。
中国の政治新体制は日本には強硬的なメンバーかな???共産党最高指導部の多くは対日
強硬派が名を連ねている、、、これだけで判断するのは時期尚早だが、対中関係の改善には
時間を要するということでしょう、、、、、日本経済にはボディブローかな、、、、。

海外の懸念材料や悪材料を円安が凌駕しているが、この材料だけでは本格的な上昇には
難しい、、、、総選挙後の新政権の政策を見てから、、、、自民党有利の選挙戦でしょうが、
今回の野田首相の政治決断と自民党に迫った定数是正への気迫は拍手喝采、、、、個人的には
意外と民主党は善戦すると考えています、、、、私がどこに投票するかは別ですが、、、、。
寧ろ、安倍自民党総裁のフライング的な金融政策への発言の方が気掛かり、、、、吐いた唾は
呑み込めない、、、実現性は????

国内株式相場は海外株式市場のこれまでの上昇率から比較した戻りの鈍さを期待先行で
反発する市場を肯定しているが、本当にそうかな?????上昇しない理由はそれなりに
あったはず、、、、そこを分析解明しないで歓迎ばかりしていると足元をすくわれる???
リスクは海外動向だが、敵は外ではなく内にいるかも、、、、、現在は政治空白ということ
だけは事実ですね、、、、。
急ピッチな円安と不透明感の強いユーロ、米国・中国の動向、中東情勢に目を配りながら、
週末にかけて休場がある日米市場、、、、売り買い交錯かな、、、、。


テクニカル的には日経平均株価は25MA(8885.72円、16日)、75MA(8904.47円、同)
を明確に上回り売買代金も1.5兆円という相場環境は上値期待の表れか、、、。
200MA(9072.91円、同)を完全に射程距離に捉えている、、、先週末のCME日経平均
先物価格は9090円(円建て)と月曜日は期待感が高まっている。200MAをブレイクして
堅調な動きが週末まで続けば、月末・来月に更なる上値を追う情勢になる可能性も、、、、。
一目均衡表からも強気シグナルが点灯している、、、、買い方は左団扇ですね、、、、。
上値は9050円、9150円、、、、ポイントは200MAを突破後の売買代金とその持続性、、、。
下値は8800円、8700円、、、、ポイントは8820円から8850円でしょう、、、、。


留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。

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現物市場において(16日現在)
5MA(8771円)、25MA(8885円)、75MA(8904円)、200MA(9072円)。
基準線(8781円)、転換線(8825円)。
ボリンジャー・+2σ(9167円)。
ボリンジャー・+1σ(9026円)。
ボリンジャー・-1σ(8744円)。
ボリンジャー・-2σ(8603円)。

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【上値について】
9050円、9150(先物)。
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【下値について】
8700円(先物)、8800円(先物)。
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【相場予想レンジ】
8700から9050円(先物)、あるいは8800円から9150円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。

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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。

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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
今年は米国大統領選挙、、、、、これは米国に限らず、、、政治要因が経済に影響を与えやすい
一年である。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場には改善傾向が
見えているが、米国当局は手放しで喜べる状況にはあらず、不確実性は依然として高い。

尖閣諸島という領土問題が日中政治情勢の緊迫感を非常に高めている。アジアという
成長地域での覇権争いの長期化は必至かな???
過去において日中の政治家が知恵と暗黙の了解で「棚上げ」してきた問題に、どう対処
するのか、、、、「政冷・経熱」に戻せるかどうか、、、、、今回は時間を要するかな???

中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。

ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。

大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。

日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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今後ともよろしくお願い申し上げます。

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