
今週の展望(12月9日)
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【今週の主要な経済指標等】
9日(日)
11月中国消費者物価・生産者物価・小売売上高・鉱工業生産
10日(月)
7-9月期日本GDP改訂値
10-12月期法人企業景気予測調査
10月国際収支
11月銀行貸出・資金吸収動向
11月消費動向調査
11月景気ウォッチャ ー調査
11月中国貿易収支
イタリアGDP改定(第3四半期)
11日(火)
12月独ZEW景況感指数
10月米貿易収支
10月米卸売在庫
FOMC(~12日)
12日(水)
10月機械受注
EU財務相理事会
FOMC、バーナンキFRB議長会見
11月米財政収支
13日(木)
スペイン国債入札
イタリア国債入札
EU首脳会議(~14日)
ユーロ圏財務相会合
11月米小売売上高
10月米企業在庫
米新規失業保険申請件数(12月8日までの週)
14日(金)
12月日銀短観
11月ユーロ圏消費者物価指数
11月米消費者価
11月米鉱工業生産・設備稼働率
16日(日)
第46回衆議院議員総選挙、投票・開票日
※予定は変更されることがあります
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今週は、、、、、、
国内外の重要な経済指標とイベントに一喜一憂する展開ではあるが、16日の衆議院選挙で
の自民党有利が揺るぎ無いという予測が日本株式市場の大きなサポートとなっている状況
に変化はないでしょう。
国内では14日に12月日銀短観、、、そして先物・オプションSQ。短観の内容でSQ後の
展開に大きく影響があるかな????それでも16日の衆議院選挙での新政権誕生による
政策期待の方が大きいか、、、、、現状の投資家マインドと地合いでは政策期待の方に軍配が
上がる?????
米国では引き続き「財政の崖」という懸念を抱かえながら、市場は最終的には折り合いが
付くという前提で動くのでしょうが、気迷いムードが残ったままでしょう。そして、米国
のイベントしてはFOMC(11日~12日)が注目される、、、、追加の金融緩和が決定され
れば米国株式市場にはプラス効果があるが、「ドル安・円高」は日本株式市場にはマイナス
要因となる、、、それをも跳ね返すエネルギーが日本株式市場にあるかどうか、、。買い越し
基調の海外勢の動向が注目される。クリスマス休暇が本格化するというスケジュールを
考えれば利益確定に動くかな????海外勢の資金の性格にもよるが、多分に割り切った
資金が主役なのではないかな????
また、FRBは短期国債を売却しながら長期国債を購入しているが、短期国債も徐々に減少
していると考えれば売るものがないと思われるが、、、、さらに、国債ではなくMBSを購入
するということになればリスクも高まる、、、FRBのバランスシートも拡大するだけでなく
リスク資産の比率が高まるという結果が招く影響も考慮すべきだと思うが、、、、????
日米以外では上海株式市場の回復が日本株式市場にはプラスに働くか、、、、先週後半から
底入れ感から反発している上海株式市場、、、、じり高歩調が持続するかどうか注目!
欧州情勢は依然として混沌、、、、すべて来年に先送りしているだけという認識ですが、
先週のスペイン国債入札が不調であったことやECBの政策決定には不透明感が強い。
13日から開催されるEU首脳会議で欧州問題が進展するという雰囲気はない????
今週もスペイン・イタリア国債の入札が行われる予定だが、先週同様、不調という結果に
なれば思わぬ波乱も、、、、尤も当日の市場心理次第という側面が強いが、、、、、警戒レベル
ではないが、注視しておく必要があるかな、、、。
本日NHKのニュースでイタリアのモンティ首相が辞任意向という報道があったが、
イタリアの政治・財政運営は大丈夫か、、、、、、。モンティ首相は市場には信認されていたと
思うが、、、、。
テクニカル面では過熱感は残るものの、5MA(9486.41円、7日)がサポートとして
機能している。ただ、終値が5MAを下回った場合、目先筋の動向が大きなポイントに
なる可能性はある。
下値は外部環境にも依るが、9300円から9350円が最初のサポートライン。ここが
ブレイクされれば25MA(9149.69円、同)が大きなサポートラインでしょう。
上値は9600円でしょうが、終値では9500円を大きく上抜くには新鮮味のある好材料が
必要と考えていますので9500円が妥当なのでは、、、、、。
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(7日現在)
5MA(9486円)、25MA(9149円)、75MA(8990円)、200MA(9092円)。
基準線(9096円)、転換線(9440円)。
ボリンジャー・+2σ(9740円)。
ボリンジャー・+1σ(9445円)。
ボリンジャー・-1σ(8854円)。
ボリンジャー・-2σ(8558円)。
■■■■■■■■■■■■
【上値について】
9500円(先物)。
■■■■■■■■■■■■
【下値について】
9300円(先物)、9100円(先物)。
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【相場予想レンジ】
9300円から9500円(先物)、あるいは9100円から9500円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
■■■■■■■■■■■■
【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
今年は米国大統領選挙、、、、、これは米国に限らず、、、政治要因が経済に影響を与えやすい
一年である。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場には改善傾向が
見えているが、米国当局は手放しで喜べる状況にはあらず、不確実性は依然として高い。
尖閣諸島という領土問題が日中政治情勢の緊迫感を非常に高めている。アジアという
成長地域での覇権争いの長期化は必至かな???
過去において日中の政治家が知恵と暗黙の了解で「棚上げ」してきた問題に、どう対処
するのか、、、、「政冷・経熱」に戻せるかどうか、、、、、今回は時間を要するかな???
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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【今週の主要な経済指標等】
9日(日)
11月中国消費者物価・生産者物価・小売売上高・鉱工業生産
10日(月)
7-9月期日本GDP改訂値
10-12月期法人企業景気予測調査
10月国際収支
11月銀行貸出・資金吸収動向
11月消費動向調査
11月景気ウォッチャ ー調査
11月中国貿易収支
イタリアGDP改定(第3四半期)
11日(火)
12月独ZEW景況感指数
10月米貿易収支
10月米卸売在庫
FOMC(~12日)
12日(水)
10月機械受注
EU財務相理事会
FOMC、バーナンキFRB議長会見
11月米財政収支
13日(木)
スペイン国債入札
イタリア国債入札
EU首脳会議(~14日)
ユーロ圏財務相会合
11月米小売売上高
10月米企業在庫
米新規失業保険申請件数(12月8日までの週)
14日(金)
12月日銀短観
11月ユーロ圏消費者物価指数
11月米消費者価
11月米鉱工業生産・設備稼働率
16日(日)
第46回衆議院議員総選挙、投票・開票日
※予定は変更されることがあります
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今週は、、、、、、
国内外の重要な経済指標とイベントに一喜一憂する展開ではあるが、16日の衆議院選挙で
の自民党有利が揺るぎ無いという予測が日本株式市場の大きなサポートとなっている状況
に変化はないでしょう。
国内では14日に12月日銀短観、、、そして先物・オプションSQ。短観の内容でSQ後の
展開に大きく影響があるかな????それでも16日の衆議院選挙での新政権誕生による
政策期待の方が大きいか、、、、、現状の投資家マインドと地合いでは政策期待の方に軍配が
上がる?????
米国では引き続き「財政の崖」という懸念を抱かえながら、市場は最終的には折り合いが
付くという前提で動くのでしょうが、気迷いムードが残ったままでしょう。そして、米国
のイベントしてはFOMC(11日~12日)が注目される、、、、追加の金融緩和が決定され
れば米国株式市場にはプラス効果があるが、「ドル安・円高」は日本株式市場にはマイナス
要因となる、、、それをも跳ね返すエネルギーが日本株式市場にあるかどうか、、。買い越し
基調の海外勢の動向が注目される。クリスマス休暇が本格化するというスケジュールを
考えれば利益確定に動くかな????海外勢の資金の性格にもよるが、多分に割り切った
資金が主役なのではないかな????
また、FRBは短期国債を売却しながら長期国債を購入しているが、短期国債も徐々に減少
していると考えれば売るものがないと思われるが、、、、さらに、国債ではなくMBSを購入
するということになればリスクも高まる、、、FRBのバランスシートも拡大するだけでなく
リスク資産の比率が高まるという結果が招く影響も考慮すべきだと思うが、、、、????
日米以外では上海株式市場の回復が日本株式市場にはプラスに働くか、、、、先週後半から
底入れ感から反発している上海株式市場、、、、じり高歩調が持続するかどうか注目!
欧州情勢は依然として混沌、、、、すべて来年に先送りしているだけという認識ですが、
先週のスペイン国債入札が不調であったことやECBの政策決定には不透明感が強い。
13日から開催されるEU首脳会議で欧州問題が進展するという雰囲気はない????
今週もスペイン・イタリア国債の入札が行われる予定だが、先週同様、不調という結果に
なれば思わぬ波乱も、、、、尤も当日の市場心理次第という側面が強いが、、、、、警戒レベル
ではないが、注視しておく必要があるかな、、、。
本日NHKのニュースでイタリアのモンティ首相が辞任意向という報道があったが、
イタリアの政治・財政運営は大丈夫か、、、、、、。モンティ首相は市場には信認されていたと
思うが、、、、。
テクニカル面では過熱感は残るものの、5MA(9486.41円、7日)がサポートとして
機能している。ただ、終値が5MAを下回った場合、目先筋の動向が大きなポイントに
なる可能性はある。
下値は外部環境にも依るが、9300円から9350円が最初のサポートライン。ここが
ブレイクされれば25MA(9149.69円、同)が大きなサポートラインでしょう。
上値は9600円でしょうが、終値では9500円を大きく上抜くには新鮮味のある好材料が
必要と考えていますので9500円が妥当なのでは、、、、、。
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(7日現在)
5MA(9486円)、25MA(9149円)、75MA(8990円)、200MA(9092円)。
基準線(9096円)、転換線(9440円)。
ボリンジャー・+2σ(9740円)。
ボリンジャー・+1σ(9445円)。
ボリンジャー・-1σ(8854円)。
ボリンジャー・-2σ(8558円)。
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【上値について】
9500円(先物)。
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【下値について】
9300円(先物)、9100円(先物)。
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【相場予想レンジ】
9300円から9500円(先物)、あるいは9100円から9500円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
ドル安は米国輸出企業には有利、、、輸出倍増計画のオバマ政権には追い風(?)。
今年は米国大統領選挙、、、、、これは米国に限らず、、、政治要因が経済に影響を与えやすい
一年である。
米国の根本的な問題は完全には解消されていない、、、、。住宅と労働市場には改善傾向が
見えているが、米国当局は手放しで喜べる状況にはあらず、不確実性は依然として高い。
尖閣諸島という領土問題が日中政治情勢の緊迫感を非常に高めている。アジアという
成長地域での覇権争いの長期化は必至かな???
過去において日中の政治家が知恵と暗黙の了解で「棚上げ」してきた問題に、どう対処
するのか、、、、「政冷・経熱」に戻せるかどうか、、、、、今回は時間を要するかな???
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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