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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

●今週の展望(2月17日)

●今週の展望(2月17日)

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【今週の主要な経済指標等】
18日(月)
12月ユーロ圏経常収支
ドラギECB総裁、公聴会で証言
米国市場は休場(プレジデンツデー)

19日(火)
日銀議事録
2月独ZEW景況感指数

20日(水)
1月貿易収支
1月米住宅着工・建設許可件数
1月米生産者物価指数
米FOMC議事録
欧州企業決算:クレディ・アグリコル、アリアンツ、アクサ、デクシア

21日(木)
米新規失業保険申請件数(2月16日までの週)
1月米消費者物価指数
1月米中古住宅販売件数
1月米景気先行総合指数
2月米フィラデルフィア連銀製造業景況感指数
米国企業決算:ウォルマート、AIG、HP、ニューモント・マイニング

22日(金)
2月独IFO企業景況感指数
日米首脳会談

24日(日)
イタリア総選挙
キプロス大統領選

※予定は変更されることがあります

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今週は、、、、、、

G20は無事終了、、、、円安批判も想定されたが、日本側の折衝の賜物で理解を得たという
べきでしょうね、、、、為替市場での円安基調は緩やかながらも続くと考えるべきか、、、。
円安のスピードは鈍化するでしょうが、国内経済にとっては好都合でしょう。
株式市場は引き続き為替睨みの展開、、、、押し目を買う機会を狙っている投資家にとっては
先週末の下落は絶好の買い場となった模様、、、、週末のシカゴ日経平均先物は11300円を
回復しており、月曜日の東京株式市場は上昇する可能性が高い。
NY市場ではドル円も93円台半ば、、、先週末の円安一服感を払拭できたことで、再び
ドル円中心に円は他通貨に対して売られやすい地合いに、、、、。
先週末の米国経済指標も米国経済の底堅さを示す内容であったことは日本株式市場を
サポートしやすい。更に、今週の国内外の経済指標が「円売り」を誘発する状況となれば
買い方の勢いは増すのは必至か、、、、。

買い姿勢が強い外国人投資家、余力十分の個人投資家が売り買い交錯しながらも、再び
上値トライという展開か、、、、、。
ただ、欧州経済への懸念は燻っていることや新興国も含めた海外要人の為替に対する
コメントには注意が必要でしょう、、、、。週末にイタリア総選挙を控えてユーロ動向が
株価の上値を抑えたり乱高下の激しい展開になる可能性はある。


テクニカル面では日経平均株価は5MA(11250.96円、15日時点)を割り込み、5MAの
トレンドも下向きで短期的な調整を示唆しているが、上昇中の25MA(10978.67円、同)
がサポートする構図でいいのかな???出来高・売買代金が堅調であれば、押し目買いと
考える向きが多いかな、、、、。
この売買高・売買代金は非常に大きなポイントで、これらの減少は大きく膨れ上がった
裁定買い残をクローズアップしてしまう、、、、、要注意。
ただ、下落局面があっても2月SQ値(11151.92円)を大きく下回らない限り、健全な
自律調整という認識を市場は持つでしょう。
週足チャートは引き続き、微妙な位置、、、、売り圧力は否定できない、、、。


下値は11200円、11000円。
上値は11500円、11700円。


留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。

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現物市場において(15日現在)
5MA(11250円)、25MA(10978円)、75MA(9962円)、200MA(9264円)。
基準線(10948円)、転換線(11172円)。
ボリンジャー・+2σ(11544円)。
ボリンジャー・+1σ(11261円)。
ボリンジャー・-1σ(10695円)。
ボリンジャー・-2σ(10412円)。

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【上値について】
11500円、11700円(先物)
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【下値について】
11200円、11000円(先物)
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【相場予想レンジ】
11200円から11700円(先物)、あるいは11000円から11500円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
「米国金利上昇」は「日本株上昇」という構図があるが、マイルドな金利上昇であれば
「米国債券売り・米国株式買い」の展開となり日本株式市場への波及は大きい。
一方で、「悪い米国金利上昇」となれば米国株価の停滞となる。FRBは量的緩和を行って
いるが、いずれ資産買い入れ規模の縮小をする時期が来る。その時期を巡って金融当局の
関係者の発言や思惑には注視したい、、、、失業率6.5%までは事実上のゼロ金利政策を継続
するということが決定されているが、、、、、どうなんでしょうか、、、、FRBと市場の水面下の
探り合いが表面化するのか、、、、、。

尖閣諸島という領土問題が日中政治情勢の緊迫感を非常に高めている。アジアという
成長地域での覇権争いの長期化は必至かな???
過去において日中の政治家が知恵と暗黙の了解で「棚上げ」してきた問題に、どう対処
するのか、、、、「政冷・経熱」に戻せるかどうか、、、、、今回は時間を要するかな???

中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。

ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。

大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。

日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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今後ともよろしくお願い申し上げます。

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