
●今週の展望(3月10日)
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【今週の主要な経済指標等】
10日(日)
イタリア地方選挙
米国市場が夏時間入り
11日(月)
1月機械受注
東日本大震災二周年追悼式
黒田日銀総裁候補の参院所信聴取
1月スペイン財政収支
イタリアGDP改定(第4四半期)
12日(火)
法人企業景気予測調査(1-3月)
日銀議事録
岩田・中曽日銀副総裁候補の参院所信聴取
2月米財政収支
13日(水)
2月米小売売上高
イタリア国財入札
NZ中銀政策金利
中国全人代で周小川・中国人民銀行総裁が講演
14日(木)
1月鉱工業生産
2月豪雇用統計
EU首脳会議
2月米生産者物価指数
米新規失業保険申請件数(3月10日までの週)
米FRB、銀行の資本分析リポート発表
15日(金)
2月ユーロ圏消費者物価指数
3月米NY連銀製造業景気指数
2月米消費者物価指数
2月米鉱工業生産・設備稼働率
3月米ミシガン大学消費者信頼感指数速報
イタリア新議会召集
17日(日)
中国全人代閉幕
※予定は変更されることがあります
■■■■■■■■■■■■
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今週は、、、、、、
短期過熱感はあるものの、投資家のリスク許容度は高まり金融相場は継続、、、、、。
先週金曜日に発表された米国雇用統計は市場予想を大きく上回る内容、、市場では事前に
前向きに評価していたと思われるが、結果は想定以上、、、。ドル円は96円台へ、、、。
月曜日の日本株式市場も米国株式市場の動きを反映する展開か、、、、。
押し目買いの動きは一層強まり買い姿勢は旺盛、、、、海外投資家の物色意欲も衰えず、日本
株式市場を完全に主導している、、、、これは引き続き継続と考えるのが妥当。
高値圏での売り買い交錯するものの、先高感は強くテクニカル的な調整はあっても循環
物色の流れと市場参加者の裾野の拡大が国内株式相場をサポートする構図に変化はない。
外部環境の懸念が後退した状況の中では国内機関投資家の決算対策の売りは十分に吸収
出来るでしょう、、、、。懸念は欧州情勢、、、イタリア、、、目を配る必要がある。
テクニカル面では25MA(11460.74円、8日時点)との乖離率はプラス7.1%で、過熱感を
示す5%を上回っている。これは懸念事項ではあるが、出来高・売買代金が急速に減少する
要因が見出しにくく、市場参加者は乖離率を意識しながら投資行動を行っているかな??
好需給が短期調整しか許さない状況を作り上げている。また、ボリンジャーバンドから
も順張りパターン継続を示唆している。市場は過熱感を十分に認識しつつ、市場追随型の
投資戦略が有効という状況はまだまだ継続か、、、、。「新規売り」は厳禁???の地合いだが、
やはり、これは枚数とタイミングを考えて採用した方が将来のためにはなると思うが、、、。
上値は、2007年3月高値(18300.39円)から2008年10月安値(6994.90円)までの
下落幅の半値戻しにあたる12647.64が意識されるか、、、、これは一目均衡表の月足の雲
上限値とも重なる、、、、。
ただ、現状の買い方の勢いからすれば、ここを突破することは単なる通過点にしか過ぎ
ないとも思える、、、、買い方にヨイショし過ぎかな、、、、。好環境が持続すれば、市場価格の
オーバーシュートも十分あるため12750円、13000円まであるかな????
下値は節目の12000円、、、更に先週の上昇過程から11600円から11800円処、、、そして、
上昇中の25MAを考慮して11500円処か、、、。調整はスピード感のある短期型かな???
依然としてチェック項目としては出来高と売買代金が重要でしょう、、、、
上値は12750円、13000円。
下値は12000円、11750円、11500円。
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
■■■■■■■■■■■■
現物市場において(8日現在)
5MA(11903円)、25MA(11460円)、75MA(10501円)、200MA(9445円)。
基準線(11645円)、転換線(11768円)。
ボリンジャー・+2σ(12030円)。
ボリンジャー・+1σ(11754円)。
ボリンジャー・-1σ(11175円)。
ボリンジャー・-2σ(10890円)。
■■■■■■■■■■■■
【上値について】
12750円、13000円(先物)
■■■■■■■■■■■■
【下値について】
12000円、11750円、11500円(先物)
■■■■■■■■■■■■
【相場予想レンジ】
12000円から12750円(先物)、あるいは12250円から13000円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
■■■■■■■■■■■■
【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
■■■■■■■■■■■■
【投資を行う際のポイント】
「米国金利上昇」は「日本株上昇」という構図があるが、マイルドな金利上昇であれば
「米国債券売り・米国株式買い」の展開となり日本株式市場への波及は大きい。
一方で、「悪い米国金利上昇」となれば米国株価の停滞となる。FRBは量的緩和を行って
いるが、いずれ資産買い入れ規模の縮小をする時期が来る。その時期を巡って金融当局の
関係者の発言や思惑には注視したい、、、、失業率6.5%までは事実上のゼロ金利政策を継続
するということが決定されているが、、、、、どうなんでしょうか、、、、FRBと市場の水面下の
探り合いが表面化するのか、、、、、。
尖閣諸島という領土問題が日中政治情勢の緊迫感を非常に高めている。アジアという
成長地域での覇権争いの長期化は必至かな???
過去において日中の政治家が知恵と暗黙の了解で「棚上げ」してきた問題に、どう対処
するのか、、、、「政冷・経熱」に戻せるかどうか、、、、、今回は時間を要するかな???
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
■■■■■■■■■
今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
■■■■■■■■■
それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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【今週の主要な経済指標等】
10日(日)
イタリア地方選挙
米国市場が夏時間入り
11日(月)
1月機械受注
東日本大震災二周年追悼式
黒田日銀総裁候補の参院所信聴取
1月スペイン財政収支
イタリアGDP改定(第4四半期)
12日(火)
法人企業景気予測調査(1-3月)
日銀議事録
岩田・中曽日銀副総裁候補の参院所信聴取
2月米財政収支
13日(水)
2月米小売売上高
イタリア国財入札
NZ中銀政策金利
中国全人代で周小川・中国人民銀行総裁が講演
14日(木)
1月鉱工業生産
2月豪雇用統計
EU首脳会議
2月米生産者物価指数
米新規失業保険申請件数(3月10日までの週)
米FRB、銀行の資本分析リポート発表
15日(金)
2月ユーロ圏消費者物価指数
3月米NY連銀製造業景気指数
2月米消費者物価指数
2月米鉱工業生産・設備稼働率
3月米ミシガン大学消費者信頼感指数速報
イタリア新議会召集
17日(日)
中国全人代閉幕
※予定は変更されることがあります
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今週は、、、、、、
短期過熱感はあるものの、投資家のリスク許容度は高まり金融相場は継続、、、、、。
先週金曜日に発表された米国雇用統計は市場予想を大きく上回る内容、、市場では事前に
前向きに評価していたと思われるが、結果は想定以上、、、。ドル円は96円台へ、、、。
月曜日の日本株式市場も米国株式市場の動きを反映する展開か、、、、。
押し目買いの動きは一層強まり買い姿勢は旺盛、、、、海外投資家の物色意欲も衰えず、日本
株式市場を完全に主導している、、、、これは引き続き継続と考えるのが妥当。
高値圏での売り買い交錯するものの、先高感は強くテクニカル的な調整はあっても循環
物色の流れと市場参加者の裾野の拡大が国内株式相場をサポートする構図に変化はない。
外部環境の懸念が後退した状況の中では国内機関投資家の決算対策の売りは十分に吸収
出来るでしょう、、、、。懸念は欧州情勢、、、イタリア、、、目を配る必要がある。
テクニカル面では25MA(11460.74円、8日時点)との乖離率はプラス7.1%で、過熱感を
示す5%を上回っている。これは懸念事項ではあるが、出来高・売買代金が急速に減少する
要因が見出しにくく、市場参加者は乖離率を意識しながら投資行動を行っているかな??
好需給が短期調整しか許さない状況を作り上げている。また、ボリンジャーバンドから
も順張りパターン継続を示唆している。市場は過熱感を十分に認識しつつ、市場追随型の
投資戦略が有効という状況はまだまだ継続か、、、、。「新規売り」は厳禁???の地合いだが、
やはり、これは枚数とタイミングを考えて採用した方が将来のためにはなると思うが、、、。
上値は、2007年3月高値(18300.39円)から2008年10月安値(6994.90円)までの
下落幅の半値戻しにあたる12647.64が意識されるか、、、、これは一目均衡表の月足の雲
上限値とも重なる、、、、。
ただ、現状の買い方の勢いからすれば、ここを突破することは単なる通過点にしか過ぎ
ないとも思える、、、、買い方にヨイショし過ぎかな、、、、。好環境が持続すれば、市場価格の
オーバーシュートも十分あるため12750円、13000円まであるかな????
下値は節目の12000円、、、更に先週の上昇過程から11600円から11800円処、、、そして、
上昇中の25MAを考慮して11500円処か、、、。調整はスピード感のある短期型かな???
依然としてチェック項目としては出来高と売買代金が重要でしょう、、、、
上値は12750円、13000円。
下値は12000円、11750円、11500円。
留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。
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現物市場において(8日現在)
5MA(11903円)、25MA(11460円)、75MA(10501円)、200MA(9445円)。
基準線(11645円)、転換線(11768円)。
ボリンジャー・+2σ(12030円)。
ボリンジャー・+1σ(11754円)。
ボリンジャー・-1σ(11175円)。
ボリンジャー・-2σ(10890円)。
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【上値について】
12750円、13000円(先物)
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【下値について】
12000円、11750円、11500円(先物)
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【相場予想レンジ】
12000円から12750円(先物)、あるいは12250円から13000円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
「米国金利上昇」は「日本株上昇」という構図があるが、マイルドな金利上昇であれば
「米国債券売り・米国株式買い」の展開となり日本株式市場への波及は大きい。
一方で、「悪い米国金利上昇」となれば米国株価の停滞となる。FRBは量的緩和を行って
いるが、いずれ資産買い入れ規模の縮小をする時期が来る。その時期を巡って金融当局の
関係者の発言や思惑には注視したい、、、、失業率6.5%までは事実上のゼロ金利政策を継続
するということが決定されているが、、、、、どうなんでしょうか、、、、FRBと市場の水面下の
探り合いが表面化するのか、、、、、。
尖閣諸島という領土問題が日中政治情勢の緊迫感を非常に高めている。アジアという
成長地域での覇権争いの長期化は必至かな???
過去において日中の政治家が知恵と暗黙の了解で「棚上げ」してきた問題に、どう対処
するのか、、、、「政冷・経熱」に戻せるかどうか、、、、、今回は時間を要するかな???
中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。
ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。
大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。
日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。
何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。
ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。
相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!
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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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