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日経225先物・オプション 予想と実況中継

相場の格闘技 日経225先物・オプショントレードを元敏腕証券マンが実況中継。日経225先物・日経225mini(ミニ)・オプション・為替相場を裁量トレードで勝利のゴングを鳴らす!

●今週の展望(6月2日)

●今週の展望(6月2日)

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【今週の主要な経済指標等】

2日(日)
バーナンキFRB議長、講演

3日(月)
1-3月期法人企業統計
5月新車販売台数
5月中国非製造業PMI
4月豪小売売上高
5月ユーロ圏製造業PMI確報値
5月米ISM製造業景気指数
4月米建設支出
5月米新車販売台数

4日(火)
5月マネタリーベース
豪中銀政策金利
4月ユーロ圏生産者物価指数
4月米貿易収支

5日(水)
成長戦略の第3弾を発表予定(安倍首相)

豪GDP(第1四半期)
5月ユーロ圏非製造業PMI確報値
ユーロ圏GDP確報値(第1四半期)
5月米ADP雇用者数・ISM非製造業景気指数
4月米製造業受注
5月米ISM非製造業景況指数
米地区連銀経済報告(ベージュブック)

6日(木)
スペイン国債入札
英中銀政策金利
ECB政策金利・ドラギECB総裁記者会見
米新規失業保険申請件数(6月1日までの週)
フィラデルフィア連銀総裁、講演

7日(金)
5月米雇用統計

※予定は変更されることがあります
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今週は、、、、、、

下値模索の展開になるのか、、、、注目は5日に発表予定の成長戦略第3弾、、、、、長期金利が
不安定になっている中で、この戦略内容が日本経済再生に対して明確なヴィジョンを
示すものかどうか、、、、国内外の投資家の最大の関心事なのでは、、、、勿論、米国経済
指標も米国金融政策の舵取りの行方を占う上で重要であることは云うまでもない。
短期的には乱高下の激しい展開が持続するでしょうが、日本の成長戦略と米国経済指標の
内容から想定される連立方程式の解が中長期的にポジティブに受け止められれば、再浮上
の可能性は十分にある。

ただ、期待外れの内容、、、特に日本の成長戦略に関して、、、、そうなれば、手仕舞い売りが
加速化する可能性が高い、、、、、相場の試金石として捉えておきたい。
株式相場のボラティリティが40%前後ということで、日経平均株価の値幅は500円から
1000円は当然でしょうが、いずれ低下傾向になる。しかしながら、新たな成長戦略が
なければ日経平均株価の上値追いは不可能でしょう、、、、、。
今週も様々なイベントや重要な経済指標が目白押しですが、ドル円連動の株式相場継続と
割り切って、短期的には株式相場に臨むしかないでしょう、


チャート面では、週足で2週連続、月足で10ヵ月ぶりの陰線を形成してしまった。月足は
高値圏で上髭の長いチャート示現、、、、相場の転換点と意識してしまうのは至極当然か、、、
週末のCME日経平均先物価格は13455円、、、、これは13週MA(13454.93円)のレベル。
一時的なブレイクはあっても、早期に奪回できれば大きな傷にはならないが、、、、、注目!
出来高・売買代金が更に落ち込むと厳しい状況となる、、、、。
上値は5MA(14028.93円、31日時点)、オプション権利行使価格14250円か、、、、
下値はスパイラル的な下落も想定されるため、安易に設定しない方が無難かな、、、、
日経平均株価13500円を中心に上下250円なのか、500円なのか、1000円なのか、、、。


上値は14000円、14250円、14500円。
下値は不確定要素が多いが、一応の目処は13250円、13000円、12500円。


ボラティリティが高くなっているため仕方がないことですが、必要証拠金が大幅に
引き上げられています、生き残るためには担保の維持・確保が第一。
ミニ先物で対応、、、、ワンショット3枚前後でトータル10枚から20枚のポジションと
したり、短期対応としてワンショット10枚から20枚でENTRYして短期値幅で決済する
などの対応が必要でしょう、、、、。


留意すべきは下記の点です。
・原油価格、金価格、為替動向には注視すべきでしょう。
・「様子見」決めたら徹底した方がBETTER!無理はしない、利益確定と自分の担保
状況をしっかり守ることでしょう。


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現物市場において(31日現在)
5MA(14028円)、25MA(14427円)、75MA(13009円)、200MA(10798円)。
基準線(14724円)、転換線(14749円)。
ボリンジャー・+2σ(15608円)。
ボリンジャー・+1σ(15018円)。
ボリンジャー・-1σ(13837円)。
ボリンジャー・-2σ(13247円)。

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【上値について】
14000円、14250円、14500円(先物)
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【下値について】
13250円、13000円、12500円(先物)
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【相場予想レンジ】
13250円から14000円(先物)、あるいは13000円から14000円(先物)。
為替市場を中心に、海外株式市場(米国に限らず)や原油価格に左右される展開である
ことに変わりはない。
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【雑感】
自分の担保状況とリスク許容度を考え、時間と価格の分散を図ることが重要。
機を見て最善を尽くすのが肝要。
現状の相場には過度の悲観も持たず、、、、そして、期待感も込めず。
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【投資を行う際のポイント】
「米国金利上昇」は「日本株上昇」という構図があるが、マイルドな金利上昇であれば
「米国債券売り・米国株式買い」の展開となり日本株式市場への波及は大きい。
一方で、「悪い米国金利上昇」となれば米国株価の停滞となる。FRBは量的緩和を行って
いるが、いずれ資産買い入れ規模の縮小をする時期が来る。その時期を巡って金融当局の
関係者の発言や思惑には注視したい、、、、失業率6.5%までは事実上のゼロ金利政策を継続
するということが決定されているが、、、、、どうなんでしょうか、、、、FRBと市場の水面下の
探り合いが表面化するのか、、、、、。

尖閣諸島という領土問題が日中政治情勢の緊迫感を非常に高めている。アジアという
成長地域での覇権争いの長期化は必至かな???
過去において日中の政治家が知恵と暗黙の了解で「棚上げ」してきた問題に、どう対処
するのか、、、、「政冷・経熱」に戻せるかどうか、、、、、今回は時間を要するかな???

中東情勢の「民主化」の運動が長期化するのか、、、また、民主化が現実のものとなった時、
当該国の政治・経済・外交といった基本政策はどうなるのか、、、、それが世界経済に及ぼす
影響は????短期的にも中長期的にも超長期的にも大きなファクターになりますね。
これは、「原油高」を生みやすい要因、、、イランを巡ってイスラエル・米国の政治的行動や
思惑が株式市場・商品市況などのボラティリティを高める可能性は非常に高い。

ギリシャなど欧州財政問題は様々な波紋を残したまま。他の欧州諸国には同様のリスクが
存在しているため、この懸念を払拭することは容易なことではない。
折に触れ「リスク」として浮上するでしょう。

大自然の猛威に人類の叡智は追い付いていないが、それを克服しようとする努力は
無駄にはならず、必ず将来の大きな礎になると確信しています。

日本経済回復の絶対条件は「成長戦略」を明確に示すことです。与党・野党の区別なく
超党派で「日本」を牽引して欲しい。
外需も必要でしょうが、他力本願ではなく日本の独自性が発揮できる経済環境づくりが
経済の持続的発展を可能とするでしょう。

何度か指摘しましたが、下記の点に留意しなければならないでしょう。
「 デフレ 」がもたらす意味、、、。
「 ドル 」、「 円 」がどういう意味で上昇したり下落したりしているか。
それを十分に吟味し考慮しなければならない。

ENTRYするかどうか、投資枚数、利益確定、ロスカットを
しっかり決めておくことが重要。保証金状況を把握しておくことが大切です。

相場状況は刻一刻と変化しています、、、慎重に、繊細に、大胆に、、、、。
常に、相場には謙虚に、楽観も悲観もなく!

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今週の投資行動・相場に対するコメントにつきましては、
担保状況、リスク許容度、求めている利益に個人差があるため、
投資行動を行うかどうか、ロスカット・利益確定のタイミングや値幅は、
自己責任の原則で読者の皆様ご自身のご判断で決定してください。
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それでは、今週も、、、頑張りましょう!
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今後ともよろしくお願い申し上げます。

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